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FAQ/開発環境

CartDev + DevSaturn 環境


CartDevって何?

Q)
CartDevは、どういうものなんでしょうか?

A)
CartDevは、 安価な開発システムをご提供する事を主眼とし実機のセガサターンに 若干の改造を施したDevセガサターンと、 そのカートリッジスロット端子を介して 接続する、 デバッグのためのアダプタであるCartDevとの二つで構成されます。

直接CPUのバス制御線を操作している訳ではありませんのでICEと比較すると、 バス上各種制御線を完全に停止したりといった、ハードウェアへかなり依存した 部分に関する操作はできません。

このホストとして対応しているのは、IBM-PC/AT互換機、シリコングラフィックス社のINDY(Indigo2)の2種です。
IBM-PC/AT互換機ではサポートするソフトウェアとして、SNASM(スナズム)/Codescapeというソフトウェアをご用意しています。

このソフトウェアは弊社より提供するGNU ツールで出力されるCOFF形式のファイルを読み込み、グラフィカルなインターフェイス上でソースコードデバッグが可能となります。
INDY(Indigo2)上ではCartDevに対応したgdb(GNU debugger)をご用意し、同様に強力なソースコードデバッグを実現しています。
CartDev←→ホスト間インターフェースは、SCSI2バスで接続されます。


CartDev環境でライトワンスCDのアクセスをするプログラムを実行するには?

Q)
CartDevでCDROMアクセスを行なうプログラムの実行手順について教えてください。

A)
CDROMが製品版かライトワンスCDかによって変わってきます。

・ライトワンスCDの場合
A-1.CartDev RESET を押す。
A-2.SYSTEM-DISK を入れて、DevSaturn の電源投入。
A-3.COMPLETE の表示。
A-4.ライトワンスCD入れセガサターン用CDである事を認識する迄待つ。
A-5.デバッガを起動。

という手順を踏みます。

・製品版CDの場合
システムディスクを入れる必要がないので、A-2A-3を省略出来ます。


CartDev+DevSaturnでデバッガからPowerMemoryを認識しない。

Q)
CartDev+DevSaturnでパワーメモリを差した際、デバッガ上(プログラム内)で認識されません。
最初に電源を入れたときの保存データ管理画面には本体内蔵メモリと共にカートリッジは表示されるのですが、デバッガを起動して「CARTDEV READY」 と表示された後は保存データ管理画面でも表示されません。

A)
CartDev+DevSaturnの環境では基本的に、デバッガ上からバックアップ カートリッジにアクセスすることは出来ません。(これは、SNASMであっても、 certdev-server + cartdev-gdbの環境であっても同じです) ですので基本的に バックアップカートリッジにアクセスするプログラムの開発は、VCD又は、 CD-Rに焼いた上で、VCD又はCD-Rを自己起動させる方法でしかプログラムの確認は 出来ません。

VCDでダイレクトDOSアクセスやディスクイメージからの読み込みが出来ない。

Q)
VCD+DevSaturn+CartDevというハード構成でダイレクトDOSアクセス及びディスクイメージからのファイルの読み込みができません。

A)
VCDは、アクセスタイミングがシビアですので、VCD以外の余計な アプリケーション、例えば、常駐ソフトやWindowsなどを動かしていると、 VCDが正しく動作しない事が多いです。 又、ダイレクトDOSアクセスにつきましては、CartDev DevSaturn環境では、 動作保証しかねますので、御使用をお控えください。


CartDev+DevSaturnにてバーチャルCDから自己起動するサンプルの実行方法は?

Q)
CartDev+DevSaturnでバーチャルCDから自己起動するサンプルの実行方法を教えてください。

A)

1: 準備

2: VCD自己起動サンプル(サンプルゲームプログラム)のCDイメージを作成する。

3: サンプルを実行する。


DevSaturnの背面から出ている尻尾は、どこに接続するのでしょうか?

Q)
DevSaturnには、お尻にしっぽがついています。何かのアクセサリなのでしょうか?

A)
DevSaturnの背面、電源コネクタのそばから出ている短いシッポは、 サウンド開発に使用する「MIDIインタフェースボード」を接続するのに 使用します。
それ以外の用途では使用しませんので、どこにも接続しないでください。
尚、MIDIインターフェイスボードは亜土電子工業にて販売しています。


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