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MOVIE TOOLS GUIDE ★Cinepak for SEGASaturn
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Cinepak for SEGASaturn

1.概 要


 Cinepak for SEGASATURNは、Macintosh QuickTimeムービをSEGASATURNに簡単に組み込むためのソフトウェアです。
SEGASATURN用Cinepakムービを制作しゲームアプリケーションで使用するには、一般的に次のことが必要です。

 1.1 特 徴

 Cinepak for SEGASATURNの特徴は次のとおりです。

 1.2 構 成

 Cinepak for SEGASATURNの構成は次のとおりです。

表1.1 Cinepak for SEGASATURNの構成
プログラム
説明
Movie To SATURN_J
Cinepak圧縮したQuickTimeムービをSEGASATURN用フォーマッ
トに変換する為のコンバータ。Macintoshで使用する
Cinepakライブラリ
Cinepakムービを再生するためのSEGASATURN用ライブラリ。本
ライブラリを使用する為には、別途ファイルシステムラ
イブラリ、ストリームシステムライブラリ、DMAライ
ブラリが必要
サンプルプログラム
Cinepakライブラリを使用したサンプルプログラム
Film Analyzer
ユーティリティ
SEGASATURN用Cinepakムービを解析するためのユーティリティ
プログラム

 1.3 システムイメージ

図1.1 システムイメージ

 1.4 使用環境

 SEGASATURNフォーマットに変換したCinepakムービをPC/ATへ転送するためのネットワーク環境が必要です

 1.5 対応バージョン

 1.6 仕 様

表1.2 Cinepak for SEGASATURN の仕様
項目
仕様
備考
フレームレート
max30fps
・32K色再生
 320×224で24〜30fps
(画質を確保するには24fps以下が適当)
・16M色再生
 320×224で15〜18fps
フレームサイズ
タテ:240pixel以下(8の倍数)
ヨコ:512pixel以下(8の倍数)
面積:320×240以下
カラー
32K色(圧縮データは16M色)、16M色
圧縮率
約1/10〜1/25
Quality、キーフレーム設定、
素材によって異なる
キーフレーム
任意設定
 
サウンド
PCM非圧縮
・サンプリング周波数  max44.1KHz
            (32KHz,22.050KHz,11KHz等)
・量子化ビット数    8、16ビット
・チャネル       モノラル、ステレオ
PAN設定、ボリューム調整可
CD-ROMフォーマット
Model、Mode2Forml
Mode2Form2は使用できない
再生
・メモリ再生、CD再生
・分岐再生、連続再生
・マルチムービ再生(4つまでのムービ)
・ポーズ(指定によりキーフレーム位置でのポーズ可)
・静止画再生(指定フレーム展開)
・映像だけのムービ再生(サウンドなし)
・サウンドだけのムービ再生(映像なし)
 
コマ落し
再生が間に合わないとき、キーフレーム直前の
フレームをカット
 
連続再生による
最長時間
max1時間
連続再生で無限ループとなる再生不可
例)ムービ1→ムービ2→ムービ1→ムービ2→
ムービ1………
スーパー
インポーズ
クロマキー処理により指定カラーを透明色に変換
キーアウト範囲の設定可


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