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PROGRAMMER'S GUIDE分岐再生ライブラリ
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分岐再生ライブラリ

2.基本事項


2.1 用語・略語の定義

表2.1 用語一覧
用語
意味
分岐ストリーム
CD上のファイルに相当します。分岐再生ライブラリは、分岐
ストリームに対して設定されたシナリオ情報に基づいて、ス
トリームの読み込みをおこないます。
分岐ストリーム内でチャネルインタリーブ(一般にはサブヘ
ッダによるインタリーブ)をすることにより、異なる種類の
ストリームデータ(オーディオ,ビデオなど)を取り出すこ
とができます。
分岐ストリーム識別子  
分岐ストリームを区別・特定するための識別子です。
この識別子に対して、読み込むファイルやストリームキー、
分岐先の情報を設定・取得します。
分岐番号
分岐先を指定するための番号です。
パッドなどから入力されるイベントの種類に相当します。

表2.2 略語一覧
略語
意味
説明
BPL
branch play
分岐再生
bstm
branch stream
分岐ストリーム
bstmid
branch stream ID
分岐ストリーム識別子
brno
branch No.
分岐番号
bstmmax
branch stream max
登録する分岐ストリームの総数
brmax
branch max
分岐の総数

 その他の用語については、CD通信インターフェース、ファイルシステム及び、ストリームシステムに準じます。

2.2 名前の制限

 分岐再生ライブラリでは、関数名、変数名、型名、マクロ名として次のような名前を使用しています。

関数名、変数名
:BP〜およびbp〜
型名     
:BP〜
マクロ名   
:BP〜

 分岐再生ライブラリに必要な各ライブラリは、以下のグローバルシンボルを使用しています。

表2.3 各ライブラリのシンボル名
ライブラリ名
使用するシンボル
ストリームシステム
ST〜,st〜,St〜
ファイルシステム
GF〜,gf〜,Gf〜
CD通信インタフェース  
CD〜,cd〜,Cd〜

 アプリケーションプログラムはこれらのシンボルを使用しないような注意が必要です。


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