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8.関数仕様-3


8.3 完了復帰型読み込み




Title

関数仕様

Function

ファイルの一括読み込み

Function Name

GFS_Load

No

3.1

 書 式
Sint32 GFS_Load(Sint32 fid, Sint32 off, void *buf, Sint32 bsize)
 入 力
fid
:ファイル識別子
off
:オフセット(セクタ単位)
bsize
:読み込むデータ数の上限(単位:バイト)
 出 力
buf :データ読み込み領域
 関数値
読み込んだデータ数(バイト単位)。エラーの場合は負のエラーコード。
 機 能
ファイル識別子を指定してファイルのデータを読込みます。オープン、クローズの処理はこの関数の内部で行われます。
ファイルの大きさがbsizeに満たないときは、ファイルの末尾までのデータが読み込まれます。bsizeにGFS_BUFSIZ_INFを指定すると、指定位置からファイルの最後までのデータが読み込まれます。
 備 考
bufは4バイト境界に配置されていなければなりません。取り出しモード、転送モード、読み込みパラメータ、取り出しパラメータはデフォルト値が使用されます。



Title

関数仕様

Function

データの読み込み

Function Name

GFS_Fread

No

3.2

 書 式
Sint32 GFS_Fread(GfsHn gfs, Sint32 nsct, void *buf, Sint32 bsize)
 入 力
gfs
:ファイルハンドル
nsct
:読み込むセクタ数
bsize
:読み込むデータ数の上限(単位:バイト)
 出 力
buf :読み込み領域
 関数値
実際に読み込んだバイト数
 機 能
オープンされたファイルハンドルを指定してファイルのデータを読み込み処理を行います。
アクセスポインタからnsctセクタのデータを読込みます。読込んだデータのうち、最大bsizeバイトまでのデータがbufに書き込まれます。アクセスポインタはnsctセクタ先に進みます。
 備 考
転送モードによってbufのアドレス境界に制限があります。
・GFS_TMODE_SCUの時
:制限なし
・それ以外の時
:4バイト境界に配置する
GFS_SetReadParaで指定した値に関わらず、読み込みパラメータはデフォルト値が使用されます。

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