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PROGRAMMER'S GUIDEDSP I/Fライブラリ
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DSP I/Fライブラリ

1.ガイド


1.1 目的

このライブラリの目的は、DSPプログラム制御のインタフェースを提供することです。

1.2 概要

このライブラリは、以下のインタフェースを用意しています。

 それぞれの[機能]概要を以下に説明します。

1.3 機能概要

 ●プログラムロード
ワークRAMなどに格納してあるDSPプログラムをDSPプログラムRAMへ転送します。

 ●データライト
ワークRAMなどに格納してあるDSPプログラムのデータ(パラメータ)をDSPデータRAMへ転送します。

 ●データリード
DSPデータRAMのデータ(実行結果など)を読み込みます。

 ●実行開始
プログラムカウンタを設定し、DSPプログラムの実行を開始します。

 ●実行停止
DSPプログラムの実行を停止します。

 ●実行終了チェック
DSPプログラムの実行終了の有無をチェックします。

1.4 コーリングシーケンス

以下にプログラムロードから実行結果を得るまでのコーリングシーケンスを示します。

void GoDsp()
{
          Uint32 dsp_result[10];     /* DSP結果格納変数     */

          DSP_WriteData(DSP_RAM_1 | 0, (Uint32 *)0x6050000, 15);
               /* ワークRAMからDSPデータRAMのRAM1へデータを15回分転送する     */
          DSP_LoadProgram(0, (Uint32 *)0x6050100, 256);
               /* ワークRAMからDSPプログラムRAMへデータを256回分転送する       */
          DSP_Start(0);
               /* 0x00からDSPプログラムを実行する                     */
          while(DSP_CheckEnd(&dsp_status) == DSP_NOT_END);
               /* 終了するまでループする                             */
          DSP_ReadData(dsp_result, DSP_RAM_2 | 0, 10);
               /* DSPデータRAMのRAM2からDSP結果格納変数へデータを10回分転送する  */
     ......
}

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PROGRAMMER'S GUIDEDSP I/Fライブラリ
Copyright SEGA ENTERPRISES, LTD., 1997