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バックアップに関する基本的な機能・用語を統一するによって、全てのソフトを通じてのユーザーフレンドリーな環境を実現するために、本作成基準を定めるものである。
本作成基準の対象は、バックアップを使用するアプリケーションに限る。

１＞用語の統一（バックアップ関連基準用語集）

セガサターンにおけるバックアップ関連の用語について、そのソフトウェア内での画面表示や取扱説明書などに使用する用語は、基本的に下記に示すものを使用すること。また禁句の欄に書かれた用語（字消し線のあるもの）はゲーム内での使用に適さないものである。 この禁句の言葉は使用しない。また「パワーメモリー」等の商品名をそのまま使用しないこと。

＜ハード名称＞

注）以下の禁句は使用禁止

1. 「セガサターン」

   ※商標名であるこの名称を一般的に使用する
   禁句）×サターン

2. 「バックアップRAM」「バックアップ」

   ※本体RAMとカートリッジRAMをあわせた一般名称のこと
   禁句）×RAM、×RAMカートリッジ

3. 「本体RAM」「内蔵バックアップRAM」

   禁句）×内蔵RAM

4. 「カートリッジRAM」

   禁句）×外部バックアップRAM、×パワーメモリー、×バックアップRAMカートリッジ

5. 「拡張メモリ」

   ※セガサターンの拡張ポートに接続される記憶装置を、本体BOOT ROM内ではこう呼んでいる
   禁句）×ハードディスク

＜ハード機能名称＞

注）以下の禁句は使用禁止

1. 「マルチプレイヤー画面」

   ※BOOT ROM内の基本操作画面のこと
   禁句）×コントロール画面、×コントロールパネル

2. 「保存データ管理画面」

   ※BOOT ROM内のバックアップ操作画面のこと
   禁句）×バックアップRAMツール

3. 「記録」「データ」「セーブデータ」

   禁句）×ファイル

4. 「（記録の）名前」「データ名」

   禁句）×ファイルネーム

5. 「容量」、「使用量」、「空き容量」「残り容量」

   禁句）×領域、×フリーエリア

6. 「ブロック」

   ※容量の単位のことだが、できる限り付けない（単位なし）方が望ましい
   禁句）×バイト、×ビット

＜機能名称＞

注）以下の禁句は使用禁止

1. 「全部消す」「全ての記録を消す」「全ての記録を消す（初期化）」

   ※“初期化”という言葉は、本当の未フォーマット状態の時以外は使用しないようにする。またその場合も「全ての記録を消す（初期化）」とすること。
   禁句）×初期化（単体で）、×フォーマット、×イニシャライズ

2. 「ロード」「読み込む」

   禁句）

3. 「セーブ」「保存する」「書き込む」

   禁句）×NEW WRITE

   　　
4. 「コピー」

   禁句）

   　　
5. 「消す」

   禁句）×削除、デリート

   　　
6. 「〜の記録を消してコピー」「記録の更新」

   禁句）×上書き、×OVER WRITE

7. 「記録の名前の変更」

   禁句）×リネーム

8. 「（バックアップの）切り替え」「切替」

   禁句）×RAM切り替え、×RAMチェンジ、×チェンジ

＜警告メッセージ等＞

注）以下の禁句は使用禁止

1. 「正しく〜されました」「正常に〜」

   禁句）×

2. 「（正しく）〜できませんでした」「〜に失敗しました」

   禁句）×〜エラー

   　　
3. 3)「使用できません」

   禁句）×異常です、×壊れています、×破壊されました

＜新規用語＞

1. 「コメント」

   〜記録の名前にプラスαされる記録内容についての詳しい情報
   （１０文字以内の半角英・数・カナで表される）

   　　
2. 「タイム情報」

   〜タイムスタンプによって示される記録の時間情報

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