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概要



アニメーションの作り方

Q)
320×224のグラフィックを8fpsでアニメーションするにはどのような手法を 用いればよろしいのでしょうか。CD-ROMからの読み出しでは処理が追いつかず、 メモリにグラフィックを読み込んでおくにも数が多すぎメモリが足りなく なります。

A)
静止画の画像データを連続して表示させるには、各種の動画再生フォーマット として格納しておかなければなりませんが、これは市販のオーサリングツール などで作業します。

非圧縮のデータを直接CD-ROMから読み出しながらフル画面サイズの画像のみの データを表示させようとすると、例えば色数を32k色にした場合単純に 考えてみれば

 320×224×16(bit)×8(fps)= 9,830,400 bit /sec
 (1,228,800 byte/sec)

となり、どうやってもCD-ROMを用いている限り不可能です。では、多くの ソフトウェアではどのようにしてこれを実現しているのかと言いますと、 画像を圧縮して格納しておき、再生時にデコードして画面へ展開する方法を とっています。

弊社から供給させていただいている動画のライブラリパッケージとしてはCinepak True Motion、MPEGがあります。
なお、既に発売されているソフトウェアの中には独自の方式によって 動画パッケージを作られて使用されたものも存在します。


Cinepak/TrueMotionの再生レートについて。

Q)
シネパック/TRUEMOTIONで320×224でなく320×240でも30フレーム/秒のムービー は可能でしょうか?

A)
Cinepak/TrueMotionいずれにしても、320×224や320×240での毎秒30フレームの 再生は無理だと考えられます。基本的に音、絵合わせて300KB/sのデータしか 転送できませんので(これは倍速CDROMのスペック的な問題です。)、 よほど圧縮効率の高い映像(ほとんど単一色であるとか) でないとこの解像度での再生は無理です。
また、サウンドに関しては、Cinepak では、音データは無圧縮ですので変則周波数のデータでも再生可能です。
ちなみにCinepakの場合、1秒間に必要とされる音データの容量は

44.1kHz、16bit、ステレオの場合、
44100x2x2=176kb

必要ということになります。
TrueMotionの場合DK4bitという4ビット圧縮もできますのでそれを用いて 同様のスペックを表すと

44100x2x0.5=44.1kb

となります。 ちなみに弊社の「クロックワークナイト」ですと、 288x144で30fpsとなっています。


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