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セガペインタユーザーズマニュアル

5.アニメーション


■注意事項

注 意
ターゲットが未接続の場合、アニメーション機能を使用することはできません。
また、Model-S グラフィックスボックスを接続している場合、アニメーション実行中に描画操作を行うことはできません。

■オブジェクトの登録

  アニメーション用に登録するオブジェクトの書類ウィンドウをカレントにしてツールパレットの編集レイヤーを選択します。

 この状態で書類ウィンドウ上のイメージをドラッグすると選択された領域がアニメーション用のオブジェクトとして扱われます。

 登録時に付けられてるオブジェクト番号は後述のアニメーション登録で使用します。

■アニメーションの登録

 アニメーションデータテーブルの登録を行うには、特別メニューの「アニメーション登録」を選んで編集用のダイアログを開きます。

 ●バンク
 アニメーションデータテーブルは、バンク16まで作成することができます。
登録するバンクを選択すると、そのバンク名、登録されたオブジェクトデータ等が表示されます。

 ●オブジェクトデータ
 アニメーションを再生するのに必要な値を設定し、オブジェクトとして登録します。

no.:オブジェクト番号
カレントの書類ウィンドウ上で設定された、オブジェクトの番号を設定します。

time:再生時間
そのオブジェクトを表示する時間を設定します。(単位:イント=1/60秒)

offset(h,v):再生位置
モニタウィンドウ上でそのオブジェクトが表示される位置を設定します。

flip:反転
そのオブジェクトを反転する場合に設定します。

 ●オブジェクトデータの設定

Insert:選択されたオブジェクトデータの前にデータを挿入します。
オブジェクトデータが選択されていない場合はバンク最後尾にデータを追加します。

Delete:選択されたオブジェクトデータを消去します。
オブジェクトデータが選択されていない場合はバンク最後尾のデータを消去します。

Entry:選択されたオブジェクトデータの値を確定します。
オブジェクトデータが選択されていない場合はバンク最後尾にデータを追加します。

 ●Load
 アニメーションデータを読み込みます。現在登録されているデータに上書きされます。
読み込みデータが1バンク分である場合、現在選択されているバンクに読み込まれます。
読み込みデータが16バンク分である場合、全てのデータを消去して読み込みを行うか確認するダイアログが表示されます。

 ●Save
 アニメーションデータを保存します。

□Save all:
全てのバンクのデータを保存する場合にチェックします。

■アニメーションの実行

 アニメーションの再生を行うためには、ウィンドウメニューの「パネルの表示」を選択して、パネルウィンドウを開きます。

i5_06_00再生・停止ボタン
 登録済みのオブジェクト、アニメーションデータ及びパネルで設定された内容に従い、ターゲット上でアニメーションを再生します。
また、再生中は停止ボタンに切り替わります。

i5_06_01巻き戻しボタン
 再生途中で停止させたアニメーションに対して、再生開始位置を先頭まで戻します。

i5_06_02ステップ再生ボタン
 それぞれのボタンをクリックするごとにそれぞれ前後1ステップずつ進めてオブジェクトを表示します。

i5_06_03ループボタン
 アニメーションのループ再生を設定、解除します。

i5_06_04アニメーションオフボタン
 ターゲット上の表示からアニメーションのオブジェクトを消去します。

 ●TEMPO
 スクロールバーで値を指定して、アニメーションの再生速度を全体的に速く、または遅くします。

 ●BANK
 再生対象となるアニメーションデータのバンク番号を指定します。

 ●書類名
 再生する書類ウィンドウを指定します。
本項目をクリックすると、現在開いている書類ウィンドウの一覧がポップアップメニューで表示されます。

 ●初期座標
 アニメーションを表示する初期座標を設定します。
オブジェクトの表示位置はこの設定値にアニメーションデータのオフセット値が加算された場所になります。

 ●透明色設定
 指定されたパレット単位でそれぞれ0番のカラーを透明色としてオブジェクト表示を行います。

 ●配置基準
 各オブジェクトのどの位置を基準点として表示するかを指定します。

 ●タイムエミュレーション
 処理遅れ等が発生した場合に表示すべきフレームを間引いて、トータルの再生時間を優先する場合にチェックします。

 ●モーション補間
 表示するオブジェクト間の座標補間を行う場合にチェックします。

■トーンアニメーションの実行

 トーンアニメーションを実行するには、特別メニューの「トーンアニメーション」を選んでパラメータ設定用のダイアログを開きます。

 ●対象パレット
 表示対象の書類ウィンドウが使用しているパレットの先頭アドレス、パレットチェンジを行う単位です。

 ●変更カラーテーブル

START:
トーンアニメーションに使用するパレットの先頭アドレスを指定します。
START値はカラーリストをクリックして指定することも可能です。
パレットチェンジはここで指定された先頭アドレスから順番に、パレット単位で切り替わります。

LOOP:
トーンアニメーションに使用するパレット数を指定します。

WAIT:
1回のパレットチェンジ時の表示時間を指定します。(単位:イント=1/60秒)

実行、停止ボタン
 トーンアニメーションの実行を行います。また、実行中は停止ボタンに切り替わります。

巻き戻しボタン
 実行途中で停止した場合にトーンアニメーションの実行開始位置を先頭アドレスに戻します。

ループボタン
 トーンアニメーションのループ実行を設定、解除します。


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