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SMPCユーザーズマニュアル/3.1 SMPCコントロールモード

◆INTBACKコマンドのリザルトパラメータ


 INTBACKコマンドによってペリフェラルデータを取得する際のリザルトパラメータについて説明します。

 ●INTBACKコマンドにより取得されるリザルトパラメータの基本構成

 INTBACKコマンドを実行すると図3.10に示すリザルトパラメータがステータスレジスタおよびOREGに構成されます。
 ペリフェラルコントロールステータスは、ペリフェラルコントロールモード時の各種ステータスを示しています。ポート1ステータスおよびポート2ステータスは、それぞれのポートのペリフェラル接続状況を示しています。ポート1データおよびポート2データには、接続されたペリフェラルのIDおよびペリフェラルデータが出力されます。ペリフェラルがペリフェラルポートに直接接続されているときには、1台分のペリフェラルデータを出力します。また、マルチタップが接続されているときには、タップ数分のペリフェラルデータを出力します。

図3.10 INTBACKコマンドにより取得されるリザルトパラメータの基本構成

    ┌───────────┐   ┌─────┬─────┬─────┬─────┬─────┬─────┬─────┐          
 SR │  ペリフェラル   │ = │  1  │ PDL │RESB │P2MD1│P2MD0│P1MD1│P1MD0│          
    │コントロールステータス│   └─────┴─────┴─────┴─────┴─────┴─────┴─────┘          
    ├───────────┤───┌──────────┐   ┌────────┬────────┐                   
    │           │   │ポート1ステータス │ = │マルチタップID│ コネクタ数  │                   
    │           │   ├──────────┤   └────────┴────────┘                   
    │  ポート1データ  │   │ペリフェラル1データ│                                         
    │           │   ├──────────┤───┌──────────────┐ ┌─────────┬─────────┐
    │           │   │ペリフェラル2データ│   │サターンペリフェラルID  │=│セガサターン   │ データサイズ  │
OREG├─ ─ ─ ─ ─ ─┤─┐ ├──────────┤─┐ ├──────────────┤ │ペリフェラルタイプ│         │
    │           │ │ │     :    │ │ │拡張データサイズ      │ └─────────┴─────────┘
    │           │ │ ├──────────┤ │ ├──────────────┤                      
    │  ポート2データ  │ │ │     :    │ │ │ペリフェラル2 1stデータ│                      
    │           │ │ ├──────────┤ │ ├──────────────┤                      
    │           │ │ │     :    │ │ │ペリフェラル2 2ndデータ│                      
    └───────────┘ │ ├──────────┤ │ ├──────────────┤                      
                  │ │     :    │ │ │       :      │                      
                  │ ├──────────┤ │ ├──────────────┤                      
                  │ │ペリフェラルmデータ│ │ │       :      │                      
                  └─└──────────┘ │ ├──────────────┤                      
                                 │ │       :      │                      
                                 │ ├──────────────┤                      
                                 │ │ペリフェラル2 nthデータ│                      
                                 └─└──────────────┘                      

 ●0バイトモード時のリザルトパラメータ構成

 どちらかのポートが0バイトモードに設定されている場合は、0バイトモードに設定されたポートのデータが抜け、詰められた構造になります。
図3.11に一方が0バイトモードのときのデータ構成を示します。

図3.11 一方が0バイトモード時のリザルトパラメータ構成

 以上のようにコマンドパラメータの設定条件により、リザルトパラメータの構成が異なってきます。表3.4にコマンドパラメータの設定条件と生成されるリザルトパラメータ構成の関係を示します。

表3.4 コマンドパラメータ設定条件とペリフェラルデータの構造
コマンドパラメータ設定条件リザルトパラメータ構成
SMPCステータ
スを返す
ペリフェラル
データを返す
ポート1コン
トロールあり
ポート2コン
トロールあり
SMPCステータス
ポート1データ
ポート2データ
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