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HARDWARE ManualSMPCユーザーズマニュアル
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SMPCユーザーズマニュアル/3.1 SMPCコントロールモード

◆INTBACKコマンドのコマンドパラメータ


 INTBACKコマンドによってペリフェラルデータを取得する際のコマンドパラメータを以下に説明します。

 ●IREG0

 IREG0の設定には、INTBACKコマンド発行時とコンティニュー、ブレイク要求時の2種類があります。

 (1)INTBACKコマンド発行時
 IREG0は、SMPCステータス取得スイッチに使用します。

図3.6 IREG0(INTBACKコマンド発行時)
IREG0 bit7bit6bit5bit4bit3bit2bit1bit0
20100001HSMPCステータス取得スイッチ(00Hまたは01H)
初期値不定/Write Only

IREG0:SMPCステータス取得スイッチの設定値
IREG0設定値   説 明   
00H日時、カートリッジコード、エリアコード、端子状態、SMEM、
リセットボタンの各データを返さない
01H日時、カートリッジコード、エリアコード、端子状態、SMEM、
リセットボタンの各データを返す

INTBACKコマンドを使用する際は、必ず上記設定値のいずれかを設定してください。

 (2)コンティニュー、ブレイク要求時
 IREG0は、SMPCへのコンティニュー要求およびブレイク要求に使用します。
 SMPCはコンティニュー要求があったときは残りペリフェラルデータ収集を開始します。ブレイク要求があった時はペリフェラルデータ収集を終了し、INTBACKコマンドを終了します。

図3.7 IREG0(コンティニュー要求、ブレイク要求時)
IREG0 bit7bit6bit5bit4bit3bit2bit1bit0
20100001HCONTBR
CONT
:コンティニュー要求ビット(反転させるとコンティニュー要求)
BR
:ブレイク要求ビット("1B"にするとブレイク要求)
:"1B","0B"どちらでも可

CONT,BRの要求が共に満たされる値をIREG0に書き込んだ場合、SMPCの動作は、どちらを実行するか保証できません。 (表3.2を参照)

 ●IREG1

 IREG1は、ペリフェラルデータ収集モードの設定に使用します。

 ●IREG1
IREG1 bit7bit6bit5bit4bit3bit2bit1bit0
20100003H P2MD1P2MD0P1MD1P1MD0PEN0OPE0
不定
W
不定
W
不定
W
不定
W
不定
W
不定
-
不定
W
不定
-

ビット7,6:ポート2モード
ビット7ビット6     説 明     
P2MD1P2MD0
0015バイトモード
01255バイトモード
10SEGA RESERVED(設定禁止)
110バイトモード

ビット5,4:ポート1モード
ビット5ビット4     説 明     
P1MD1P1MD0
0015バイトモード
01255バイトモード
10SEGA RESERVED(設定禁止)
110バイトモード

ビット3:ペリフェラルデータイネーブル
ビット3       説 明       
PEN
0ペリフェラルデータを返さない
1ペリフェラルデータを返す

ビット1:ペリフェラルデータ取得時間の最適化
ビット1       説 明       
OPE
0最適化をする
1最適化をしない

SH-2ダイレクトモードとSMPCコントロールモードを併用する場合は、INTBACKコマンド発行時にSH-2ダイレクトモードで使用するポートを0バイトモードで使用してください。

:ポート1=SH-2ダイレクトモード、ポート2=SMPCコントロールモード等

 ●IREG2

IREG2 bit7bit6bit5bit4bit3bit2bit1bit0
20100005H F0H
初期値:不定 Write Only

INTBACKコマンドを発行するときは、IREG2に0FHを必ずセットしてください。


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