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HARDWARE ManualVDP1ユーザーズマニュアル
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VDP1ユーザーズマニュアル/第5章 テーブル

■5.4 コマンドテーブル

 コマンドテーブルは1EH(30)Byteで構成されています。コマンドテーブルは20H(32)Byteごとにフェッチされますので、20Hのバウンダリで定義してください。 コマンドテーブルに続く2Byteはダミーとなり、コマンドテーブルのフェッチ時は読み飛ばされます。
 VRAMに格納されたコマンドテーブルは、1フレームごとに先頭アドレス(00000H)からフェッチされます。00000H〜0001EH番地には必ずコマンドテーブルを格納してください。 コマンドテーブル以外(カラールックアップテーブル、グーローシェーディングテーブル、キャラクタパターンテーブル)を置いた場合の描画の動作は保証されません。VRAMは7FFFFH番地までです。 80000H番地を越えてグーローシェーディングテーブルを定義しないでください。

図5.5 コマンドテーブル
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CMDCTRL+00H ENDJPZP00DirComm
CMDLINK+02H LINK指定/8H00
CMDPMOD+04H MON00HSSPclpClipCmodMeshECDSPDカラーモード色演算ビット
CMDCOLP+06H カラーバンク、カラールックアップテーブル/8H(LSBは00B固定)、ノンテクスチャ
CMDSRCA+08H キャラクタアドレス/8H00
CMDSIZE+0AH 00キャラクタサイズX/8キャラクタサイズY/8
CMDXA+0CH 符号拡張頂点(A),X座標(XA)*
CMDYA+0EH 符号拡張頂点(A),Y座標(YA)
CMDXB+10H 符号拡張頂点(B),X座標(XB)
CMDYB+12H 符号拡張頂点(B),Y座標(YB)
CMDXC+14H 符号拡張頂点(C),X座標(XC)
CMDYC+16H 符号拡張頂点(C),Y座標(YC)
CMDXD+18H 符号拡張頂点(D),X座標(XD)
CMDYD+1AH 符号拡張頂点(D),Y座標(YD)
CMDGRADA+1CH グーロシェーディングテーブル/8H
 +1EH ダミー(テーブルフェッチ時は読み飛ばされる)
 +20H 後続のテーブル
 
 +40H 後続のテーブル
 
 +60H

[注]*頂点座標の先頭ビットは符号ビットです。負の値は2の補数で表します。上位6bitは符号を拡張してください。

 スプライト等、各パーツの描画の順序は、このコマンドテーブルのVRAM内での置き方により決定されます。
 先に処理された描画パーツは、視点より一番遠いものとなり、最後に処理されたものは、一番近いものとなります。


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