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HARDWARE ManualVDP1ユーザーズマニュアル
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VDP1ユーザーズマニュアル/第6章 コマンドテーブル

■透明ピクセル無効

透明ピクセル無効ビット: see-through pixel disable(SPD)、ビット6
 キャラクタパターンの透明ピクセルを無効にするかどうかを指定します。0のとき透明ピクセルは有効で、1のとき透明ピクセルは無効になります。
 透明ピクセル無効ビットはキャラクタパターンのあるスプライト描画にのみ有効です。ポリゴン、ポリライン、ラインでは、このビットは必ず1に設定してください。
 透明ピクセルが有効(SPD=0)な場合、キャラクタパターンの中の透明カラーコードは透明ピクセルとなり、描画されません。エンドコードを無効(SPD=1)にすると、透明カラーコードは他のカラーコードと同様に処理されます。
 透明ピクセルが有効(SPD=0)のとき、使用できる色は1色少なくなりますので注意してください。例えば、ECD=0、SPD=0で、カラーモード=0のとき、14色しか表示できません。

SPD
透明ピクセルの処理
0
透明ピクセル有効、透明カラーコードを描画しません、
透明カラーコードは透明になります
1
透明ピクセル無効、透明カラーコードは処理されません、
コードどおりの色で描画します

 カラーモードと透明カラーコードの関係は次のとおりです。カラーモードで透明カラーコードのビット数が異なります。

カラーモード
透明カラーコード
0
16色(カラーバンクモード)
0H(4ビット)
1
16色(ルックアップテーブルモード)
0H(4ビット)
2
64色(カラーバンクモード)
00H(8ビット)
3
128色(カラーバンクモード)
00H(8ビット)
4
256色(カラーバンクモード)
00H(8ビット)
5
32768色(RGBモード)
0000H(16ビット)


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