English
HARDWARE ManualVDP1ユーザーズマニュアル第7章 コマンド
戻る進む
VDP1ユーザーズマニュアル/第7章 コマンド

■7.5 矩形スプライト描画コマンド

 矩形スプライト描画コマンドは、キャラクタパターンをフレームバッファに描画します。描画するとき、キャラクタパターンを指定した座標に上下反転、左右反転、拡大縮小、伸縮して描画することができます。
 エンドビットが0Bで、コマンド選択ビットが0001Bのとき矩形スプライト描画コマンドです。ズームポイントが0000Bのとき座標2点指定で定義します。0000B以外のとき不動点指定の定義になります。
 矩形スプライトは、90°回転させることはできません。90°回転させたいときは、変形スプライト描画コマンドで指定します。

 ●座標2点指定(矩形スプライト描画コマンド)

 座標2点指定のコマンドテーブルの内容は次のとおりです。

ビット
15
14
13
12
11
10
CMDCTRL
+00
0JP000000Dir0001
CMDLINK
+02
LINK指定/8H00
CMDPMOD
+04
MO000PcClCmMeECSPカラー
モード
色演算
CMDCOLR
+06
カラーバンク,カラールックアップテーブル/8H(LSBは00固定)
CMDSRCA
+08
キャラクタアドレス/8H
CMDSIZE
+0A
00キャラクタサイズX/8キャラクタサイズY/8
CMDXA
+0C
符号拡張頂点(A),X座標(XA)
CMDYA
+0E
符号拡張頂点(A),Y座標(YA)
+10
+12
CMDXC
+14
符号拡張頂点(C),X座標(XC)
CMDYC
+16
符号拡張頂点(C),Y座標(YC)
+18
+1A
CMDGRDA
+1C
グーローシェーディングテーブル/8H
【注】
は無視されます(don't care)

矩形スプライト描画コマンドの座標2点指定は次のように定義します。


戻る進む
HARDWARE ManualVDP1ユーザーズマニュアル
Copyright SEGA ENTERPRISES, LTD., 1997