マニュアルの表記法

2進数、16進数

　2進数は末尾にBを付けて表記します。例えば100Bと表します。ただし2進数であることが明確なときは、Bを省略することがあります。16進数は末尾にHを付けて表記します。例えば00H、FFHと表します。

単位

　1Kバイトは1024バイトを表します。1Mビットは1024Kビットで、1,048,576ビットです。

MSB、LSB

　バイト、ワードの構成は、左が上位ビット(MSB、most significant bit)右が下位ビット（LSB、least significant bit）を表します。

未定義ビット

　レジスタで定義されていないビットは、「―」で表します。レジスタの未定義ビットには0を書き込んでください。
　VRAM上に定義するテーブルのデータで、定義されていないビットは斜線で表します。原則として0を書き込んでください。ただし、定義されていないビットは無視されます。

バイト、ワード、ビット

　ビットは0または1を表す最小のデータの単位です。8ビットをまとめてバイトと呼びます。2バイトをまとめてワードと呼びます。ワードは偶数番地から始まります。

バウンダリ

　指定された数値で割り切れるアドレスからデータを定義することをいいます。例えば、20Hバイトバウンダリとは20H、40Hなどから始まるアドレスにデータを定義します。ワードは2バイトバウンダリです。

アドレス

　VDP2で定義されているアドレスはすべて、VDP2内の相対アドレスです。VDP2の最初のアドレスは5E00000Hから始まります。例えば、VRAMは相対アドレスの000000H番地にあり、絶対アドレスの5E00000H番地から始まり、TV画面モードレジスタは相対アドレスの180000H番地にあり、絶対アドレスの5F80000Hに設定されています。