#include "sgl.h"
void *src_A;
void *dest_A;
Uint32 size;
void slDMACopy( src_A, dest_A, size );
void *src_A - 元データのあるアドレス。
void *dest_A - 転送先アドレス。
Uint32 size - 転送するサイズ(バイト)。
void - 何も返しません。
CPUに内蔵された DMAを使用してブロック転送を行います。
slDMACopy( high_ram, vdp2, size );
この関数は DMAを起動後、すぐに終了するため、転送が完了するのを知りたい
場合には「slDMAWait」関数を使用してください。
slDMAWait |
#include "sgl.h"
void *src_A;
void *dest_A;
Uint32 size;
Uint16 mode;
void slDMAXCopy( src_A, dest_A, size, mode );
void *src_A - 元データのあるアドレス。
void *dest_A - 転送先アドレス。
Uint32 size - 転送するサイズ(転送サイズ単位)。
Uint16 mode - 転送モード(後述)。
void - 何も返しません。
CPUに内蔵された DMAを使用してブロック転送を行います。
引数は上記 slDMACopyと同様ですが、 mode は 以下の様に指定します。
mode :
SourceMode_DestinationMode_Size の形式で、
SourceMode :
Sinc : 転送元アドレスを増やしながら転送します。
Sdec : 転送元アドレスを減らしながら転送します。
Sfix : 転送元アドレスを固定して転送します。
DestinationMode :
Dinc : 転送先アドレスを増やしながら転送します。
Ddec : 転送先アドレスを減らしながら転送します。
Dfix : 転送先アドレスを固定して転送します。
Size :
Byte : 1バイトごとに転送します。
Word : 2バイトごとに転送します。
Long : 4バイトごとに転送します。
ある領域を0で埋める。
Uint32 dest = 0;
slDMAXCopy( src, &dest, size, Sfix_Dinc_Long );
アドレスの変更は転送単位が終るごとに実行されるため、減算を指定した場合、
まず指定先に転送し、アドレスを減らして、次の転送を行いますので、注意して
ください。
slDMACopy |
slDMAWait |
DMASt_CPU0 |
#include "sgl.h"
void slDMAWait();
void - 何も渡しません。
void - 何も返しません。
slDMACopy, slDMAXCopyで起動されたDMAの終了を待ちます。
slDMACopy( src0, dst0, cnt0 ); /* ひとつ目の転送リクエスト */
slDMACopy( src1, dst1, cnt1 ); /* ふたつ目の転送リクエスト */
/* (ひとつ目終了後実行される) */
slDMACopy( src2, dst2, cnt2); /* みっつ目の転送リクエスト(同上) */
slDMAWait(); /* みっつ目の転送終了待ち */
slDMACopy, slDMAXCopyは常に同じチャンネルを使用し、もし
実行中であれば、転送終了を待って新しい転送を起動しますので、続けて
実行することができます。
slDMACopy |
slDMAXCopy |
#include "sgl.h"
Bool slDMAStatus();
void - 何も渡しません。
void - 何も返しません。
上記の slDMACopy, slDMAXCopyが実行中であるか調べ状態を
返します。
動作中であればON、終了していればOFFを返します。
slDMACopy( src, dest, size );
if ( slDMAStatus() == ON ) {
:
} else {
:
}
slDMACopy |
slDMAXCopy |
slDMAWait |
#include "sgl.h"
void slCashPurge();
void - 何も渡しません。
void - 何も返しません。
CPU内蔵のキャッシュをクリアします。DMA転送等によりキャッシュ領域
の変更があった場合等に使用します。
*( Uint32 * )( 0x26020000 ) = 0x25e09990;
:
slCashPurge();
test = *( Uint32 * )( 0x6020000 );
slDMACopy及び、slDMAXCopyでは、転送先がキャッシュ領域であった
場合、キャッシュはクリアされます。
又、スレーブCPUからマスターCPUのメモリを見る場合、スレーブCPUで、
^^^^^^^^^^^^^
この関数を実行してから見るようにしてください。
slSynch |