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サウンド開発マニュアル/1.概 要
■開発概要
- サターンのサウンドシステムは、今まで必要だったアセンブラ等のプログラムの知識がなくても簡単にサウンドの開発ができるように、ターゲットボード自体が、MIDIで発音する最大32音ポリフォニックのマルチ音源として構築されています。
市販のシンセサイザ音色エディタに似た構成の専用音色エディタで音色バンクデータを作成すれば、サウンド開発は、通常のMIDIシーケンサを使用して、DTM(デスクトップミュージック)の作曲をするように行えます。さらにDSPリンカによって市販のデジタルマルチエフェクタのようなリバーブ、ディレイ、コーラスなどの効果を(メモリの範囲内で)自由にリンクすることが可能です。音色エディタのミキサー機能で、音色バンクデータに、音色ごとのレベルや定位とともにDSPエフェクトの量や種類も設定できます。また、音声サンプリングも、ターゲットボードのデジタル入力から直接マッキントッシュに取り込んで波形編集が行えますので、効率の良い開発が可能です。
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