これまでの基準に準じて仕様をきっちり作り上げると、『ディスク1』のゲームが終了してその流れで『ディスク2』へ移行する際にも必ず以下の画面を通過しなければならなくなる。
ストーリー上つながりがある流れの中において、これらの画面はユーザーにとっては興ざめ以外の何物でもない。従ってこれらの手続きを最小限に抑えるための以下の仕様を推奨する。
《推奨仕様》
(『ディスク1』の「通常データ」としての記録の存在) (一時的に「通常データ」を「移行状態データ」に書き換える) ↓ 1)『ディスク1』での「ディスク入れ替えメッセージ」 2)本体BOOTROMの「マルチプレイヤー画面」 3)『ディスク2』での「ライセンスセガロゴ画面」 (「移行状態データ」の認識) ↓↓ 4)即座にアプリケーション(ゲームプレイ)へ復帰 ↓ (「移行状態データ」を『ディスク2』から始まる「通常データ」に書き換える)
※『ディスク2』の「タイトル画面」「ゲームの記録選択画面」をスキップできる
ただし、以下の点に注意すること。
!!注意!!
「移行状態データ」はあくまで特殊な状態のデータであり、通常は存在しないものである
※正しく『ディスク2』が挿入された後、できる限り早いタイミングで『ディスク2』から 始まる「通常データ」に書き換えること
※2つ以上の「移行状態データ」が誤って存在した場合の対処をしておくこと
(タイムスタンプにより優先順位を決めておく、選択画面を設ける、など)
※ゲームスタート時のバックアップ容量チェックでは「移行状態データ」のことも考え併せた容量を確保しておくこと(移行状態になった時点で初めて容量不足が判明し、次のディスクに移行できない・・というような事態を招かないよう注意する)
※この仕様を採用した場合は、ユーザーが「移行状態データ」を残したまま電源を切らないよう十分な配慮を行うこと(『ディスク1』が終了した時に電源を切ってもおかしくないような区切りのいい流れにしない等)
以上