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FAQ/サウンド関連

トーンエディタ



PCM以外のヘッダー情報の資料が欲しい。

Q)
トーンエディタからはきだされるバイナリデータにくっついてる PCM波形以外のヘッダー情報部分の詳細が知りたい。
サウンドデータをオンメモリで圧縮データとして持つ方法を 研究しているので。

A)
『SOUND MANUAL』の音色エディタユーザーズマニュアル に載っている以上に詳しい資料はありません。
この資料を元に研究して みてください。わからないことがあれば、その都度質問を受け付けます。

ループポイントを読まない。

Q)
InfinityやSD2、WaveEditor等で作成したLoopをAIFFにし、ToneEditerで 読み込むと

 ”LoopPointが正しく取れませんでした”

というメッセージが出てLoopのStartPoint、EndPointを無視し、サウンドのデータの頭から 終わりまでをループしてしまいます。
現在の所、正しくループポイントが 取れているデータは1つだけで他は上記しましたようにループポイントを 読みません。

A)
まずトーンエディタで[機能]→[初期設定]の「3つ以上のマーカーをチェック する」というチェックボックスがONになっているかを確認してください。

これがOFFになっている場合、複数の波形編集ツール間でループポイントの 編集をした場合にループポイントの取得が上手くいかないことがあります。

エラーになる原因としては他にループの開始と終了ポイントが1対1になって いない場合が考えられます。
また、使用している波形編集ツールとして弊社 提供の「WaveEditor」とありますが、このツールにはループポイントのID 情報の生成に関してのバグがあるので使用しないでください。

市販の波形編集ツールで作成したAIFFファイルを「WaveEditor」に読み込ませて 出力した場合上記バグのためにループポイントは正しく設定されません。


2.07で波形エディタからもらったデータのループポイントが取れない。

Q)
トーンエディタ2.07で、波形エディター上で加工したデータから ループポイントの取得ができなくなったのは、バグなのか、それとも仕様 なのでしょうか?(トーンエディタ1.00ではできたのですが)
もし仕様なら、最新版でも波形エディターで加工したデータを扱えるように して欲しい。

A)
仕様です。
対応するには波形エディタの修正が必要ですが、現在このツール のバージョンアップはしておりません。
申しわけありませんが市販の波形 編集ツール(SD、インフィニティ等)を使用してください。

正確に波形サイズを確認する方法は。

Q)
トーンエディタ上でサイズを表記している部分があるが、これが サンプリングレートが16ビットか8ビットかによって変わってくる。
ウェーブエディタ上で16ビットでとったものをトーンエディタに 持ってくると倍のサイズになるのはどういうことか?
ヘキサの容量で一番正確に波形サイズを確認するにはどこを見れば いいのでしょうか?

A)
トーンエディタ上ではサイズ表記は全てバイト単位で行っています。
ウェーブエディタではサイズ表記をサンプル数で行っているので 16ビットの場合は2バイトとなり、トーンエディタ上では2倍の サイズになります。

現在、波形サイズは Voice ウィンドウの「Size」で Voice単位で しか確認できません。これには各レイヤーの波形サイズ+ヘッダー サイズが含まれています。

トーンエディタの次のリリース(Ver3.0)では各レイヤーごとにサイズを 表記するように改善される予定です。


アサインできる AIFF 波形サイズはどれ位ですか。

Q)
トーンエディタ上でサイズが、10000を越えるAIFF波形をアサインすると マッキントッシュが止まってしまいます。
マッキントッシュが止った状態でアプリケーションの強制終了を行なうと 画面が崩れます。
サイズが10000を越えないAIFF波形をアサインした場合は 正常に動作しますし、サウンドチェック用のサンプル曲も、きちんと鳴って います。

A)
トーンエディタでアサインできる波形のサイズの上限は16進で FFFFH サンプルになります。
上記の数字が16進のものなら、単純に上限を 越えていることが原因と思われます。
また標準入出力ダイアログでみた場合 サイズは16ビットなら131070(=65536*2)、8ビットならば65535です。

BendRangeのパラメータ変化が13の時だけおかしいようだ。

Q)
トーンエディタの Voice ウィンドウの「BendRange」のパラメータは 0〜13まで設定できますが、0〜12までは半音ずつ上がっていく のに対して13ではいきなり2オクターブ上がります。
これはそういう 仕様なんでしょうか?

A)
ドライバ内部では0〜12、24という値を設定するようになっており 今後もこの方式は変更する予定はありません。
トーンエディタに13と 表示されるのは混乱のもとなので次のリリース(Ver3.0)では24と表示 されるように修正いたします。

アサインする AIFF 波形のレートを変更しているが問題ないのか。

Q)
サンプリングレートは普通 44kHz,16bit だが、これを 22kHz にした場合は 1オクターブ低くなるのでポイントを60→72に変更しているが問題は?
また 16bit を 8bit にしても問題はないか?

A)
問題ありません。

送信時にハングアップ

Q)
TONEエディタで送信すると時計アイコンのままハングアップしてしまう。

A)
以下の項目をチェックしてみてください。


MASTER VOLUMEの変更が次回ロード時に無効となっている。

Q)
曲全体の音量バランスを調整するため、トーンエディタのMASTER VOLUMEを変更 しても、次回ロード時に最大値でクリアされている模様です。
曲全体の音量を 調整するにはどのようにすればよいでしょうか?

A)
トーンエディタの「MASTER VOLUME」の設定はトーンバンクデータに保存 されない情報です。
実際に曲全体の音量バランスを設定するのはデータ側 ではなくプログラム側になります。
サウンド制作側でできるのはあくまで シミュレーションだけとお考えください。

ポルタメントパラメータの設定の仕方は。

Q)
ポルタメントパラメータをトーンエディタで設定しても、効果がありません。 プレイモードをPOLYからPORTAにするとその音が出なくなります。ポルタメント の設定はどのように行えばいいのでしょうか?

A)
ボイスウィンドウのPORTAMENT TIMEは機能していません。
設定するとトラブル のもとになりますので設定しない方が賢明です。
今後の対応も未定です。

音が鳴らない

Q)
トーンエディタで波形をアサインする時に、特にサンプリング レートの指示がないのでADPCMコンバーターのドキュメント に記載されている18.9KHzMonoで組み込みました。
そしてマスター ボリュームやベロシティを設定してみましたが、音が鳴りません。

A)
トーンエディタではアサインする波形のサンプリングレートに 特に制限はありません。
セガサターンのサウンドチップ(SCSP)は 非圧縮のPCMデータで処理しますので、通常は音質を重視して 44KHz,16bit の波形をアサインし、使用メモリを節約する必要が ある場合のみ22KHzなどに落とします。
また、音が鳴らない場合は 以下の項目をチェックしてみてください。

サウンドシミュレータ上でのチェック:

トーンエディタ上でのチェック:

ファインダーの表示内容

Q)
トーンエディタを使用して、音色のレイヤー等を削って、ファイルサイズを 小さくしたにも関わらず、ファイルサイズが大きくなってしまうことが多々 あります。

(ファインダー使用時)トーンエディタで見れば 96,456B のファイルが ファインダーでは117K と表示されてしまいます。

A)
ファインダーのサイズ表示機能は簡易的なもので正確ではありません。

Verocity Edit 時のパラメータ

Q)
トーンエディタのVELOCITY EDITについて、V0,L0,V1,L1,V2,L2,L3と各項目が ありますがどれが何を意味しているのかマニュアルを読んでもまったく分かり ません。

A)
V0,V1.. は MIDI で受信した時の Verocity Level にあたります。
L0,L1.. は 実際に出力されるレベルにあたります。
V0,V1,V2 でカーブの変化点を3個所設定でき、L0,L1,L2,L3 で出力レベルを 調整することで実際に出力される Verocity をコントロールします。

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