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HARDWARE Manualセガサターン概要マニュアル
セガサターン概要マニュアル

言葉の説明


DSP(Digital Signal Processor)
主に演算(乗算・加算)を高速に行う高速演算専用回路です。

グーローシェーディング
 グーローとは計算アルゴリズムの一種です。表示されている各物体の各位置(ドット、ピクセル)の色を計算する処理で、「光が当たっているところは明るく、影になっているところは暗く」等の計算を行います。

C3
 エラー処理の1つで、CDからデータを読み出したときに誤り訂正ができない状態を表します。

フレームバッファ
 表示する絵を貯めるためのRAMです。ラインバッファは、水平方向に並べられる絵に制限がありましたが、TVの画面分のRAMが持てるので水平方向の制限がなくなります。

ピクセル(Pixel)
 描画で、画素を表わす単位です。

PCM音源(Pulse Code Modulation sound generator)
 音をPCMデータ化してメモリに蓄えておき、演奏時にメモリから読み出して音を出力する方式です。

インタレース
 画像出力走査方式の1つで、1フレームの画像を2回の走査で得る方式です。

MPEG(Motion Picture ( image coding ) Expert Group)
 テレビおよびビデオなどのカラー動画像(音声を含む)の、圧縮の国際標準規格です。Full Screen、Full Color、Full Motion、CD Quality Audioが、この規格のもとに再生可能となります。国際標準準拠の他、オリジナル特殊機能があります。

パーツ
 描画コマンドで描画するもので、テクスチャパーツとノン・テクスチャパーツに分けられます。

パース
 コンピュータグラフィックスで遠近感を出すために、遠くのものは小さく、手前のものは大きく表現する手法です。

スプライト
 高速に移動したり、描き替えができる画像パターンです。いくつかのスプライト・パターンを用意し、指定した座標を移動させながら描き替えることで、ゲーム・キャラクタが動き回るといったアニメーション効果を作り出す事ができます。

ハイレゾ
 ハイレゾリュ−ション(高解像度)の省略形です。通常のTVおよび専用モニタのいずれもハイレゾ表示ができますが、専用モニタでは更に高解像度となります。

テクスチャマッピング
 コンピュータグラフィックスの手法の1つで、オブジェクト(物体)に模様を貼り付ける手法です。

PCM(Pulse Code Modulation)
 音(波形)を時間軸に従って分割し、それぞれの波高値をデジタルデータに置き換える方式です。この方式で求めたデータを、PCMデータといいます。

エフェクトデータ
 音源部で生成された音を、DSPを通してエフェクトをかけた場合、その結果得られる音を表わします。

リバーブ
 音場エフェクトの一種で、ホール、ステージ・ルーム、鉄板等の雰囲気を出すことが可能です。

PLL(Phase Locked Loop)
 入力信号の位相に追随する位相同期回路(IC)のことをいいます。

IPL(Initial Program Loading)
 リスト処理言語の1つです。指示された入出力装置から、プログラムをローディングする指示を処理装置に出力します。

クリッピング
 指定された描画アクセス・エリアの外にある画像データを取り除くことをいいます。

PAL方式(Phase Alternation by Line system)
 西ドイツで開発された、走査線625本、毎秒像数25のカラーテレビジョン放送の標準方式をいいます。

NTSC方式(National Television System Committee system)
 FCC(Federal Communications Commission)によって承認され、日本、アメリカ、韓国などで採用されている、走査線525本、毎秒像数30のカラーテレビジョン放送の標準方式をいいます。

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