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VDP1ユーザーズマニュアル/第2章 アドレスマップ
●システムレジスタ
- スプライトICのシステム的な設定をするメモリで、VRAM、フレームバッファとは別にVDP1に内蔵されています。
- 読み出し専用(リードオンリー)レジスタと、書き込み専用(ライトオンリー)レジスタがあります。
- 書き込み専用レジスタはフレームバッファの表示を制御するために使います。TVモードを選択し、表示の切り替えと描画のトリガを指定し、イレースライトのフィルデータと領域を定義します。また描画を強制的に終了させることができます。
- 読み出し専用レジスタはプログラム開発時のヘルプ情報として使います。最後に描写処理されたコマンドテーブルのアドレスと現在処理中のコマンドテーブルのアドレスを知ることができます。
- CPUからのリード/ライトアクセスは、必ずワード単位で行ってください。
- システムレジスタへのアクセスには、DMAバースト転送は使わないでください。
- 書き込み専用のシステムレジスタは、プロットトリガレジスタ(PTMR)を除いて、電源投入後またはリセット後は値が不定となりますので、必ずCPUで値を設定してください。適切な値がセットされるまで、フレームバッファからは不定データが表示されます。
- 書き込み専用のシステムレジスタの未使用ビットは、0を設定してください。
- 表2.1 システムレジスタ
アドレス | 名称 | 内容 | アクセス |
100000H | TVHR | TVモード選択 | 書き込み専用(ワード) |
100002H | FBCR | フレームバッファ切り替えモード | 書き込み専用(ワード) |
100004H | PTMR | プロットトリガ | 書き込み専用(ワード) |
100006H | EWDR | イレースライトデータ | 書き込み専用(ワード) |
100008H | EWLR | イレースライト左上座標 | 書き込み専用(ワード) |
10000AH | EWRR | イレースライト右下座標 | 書き込み専用(ワード) |
10000CH | ENDR | 描画強制終了 | 書き込み専用(ワード) |
100010H | EDSR | 転送終了状態 | 読み出し専用(ワード) |
100012H | LOPR | 処理中断テーブルアドレス | 読み出し専用(ワード) |
100014H | COPR | 現処理テーブルアドレス | 読み出し専用(ワード) |
100016H | MODR | モード状態 | 読み出し専用(ワード) |
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