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VDP1ユーザーズマニュアル/第4章 システムレジスタ
■4.3 プロットトリガレジスタ
- プロットトリガレジスタ(PTMR、Plot trigger mode register)は描画の開始を制御します。書き込み専用の16bitのレジスタで、100004H番地にあります。電源投入後またはリセット後は、値が00Bにリセットされます。未使用ビットは0に固定してください。
PTMR 100004H (R) |
bit15 | bit14 | bit13 | bit12 | bit11 | bit10 | bit9 | bit8 |
bit7 | bit6 | bit5 | bit4 | bit3 | bit2 | bit1 | bit0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | PTM |
- プロットトリガモード: plot trigger mode(PT)、bit0,1
- 描画開始を制御します。
- プロットトリガモードが10Bのとき、フレーム開始と同時に、描画が自動的に開始します。
- プロットトリガモードを01Bにすると、レジスタに書き込んだ時点で、描画を開始します。描画中に、プロットトリガモードに01Bを書き込むと、その時点で、コマンドテーブルの先頭から描画を開始します。
- プロットトリガモードが00Bのとき、フレーム開始しても描画は開始されません。アイドリング状態になります。
- 電源投入後またはリセット後は、値が00Bにリセットされます。
PTM | 描画モード |
ビット1 | 0 |
0 | 0 | フレーム切り替えでアイドル |
0 | 1 | 01Bを書き込んだ時点で描画を開始 |
1 | 0 | フレーム切り替えで自動的に描画を開始 |
1 | 1 | 設定禁止(設定しないでください) |
- プロットトリガモードを01Bから00Bまたは10Bへ書き換えたときは、次のフレームバッファ切り替えタイミングから有効になります。しかし、プロットトリガモードを00Bまたは10Bから01Bへ書き換えたときは、
その時点で有効になり、10Bによる自動描画後でも、描画を開始します。
- テーブルを書き換えていない場合は、同じ描画を行うことになるので、半透明の色演算は結果が変わってしまいます。描画をせずに、描画開始モードだけを変更したいときは次のようにしてください。
- プロットトリガモードを10Bから00Bに変更します。
- 次のフレームで、プロットトリガモードを00Bから01Bに変更します。
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