• カラーバンクは、テクスチャパーツのカラーモードがカラーバンクモードの場合、キャラクタパターンのピクセルデータをフレームバッファに書き込むとき、上位ビットに付加されるビットです。
• カラーバンクは16bitで指定しますが、下位4ビットは0に固定してください。カラーモードにより、12、10、9、8bitになります。付加は以下のようになります。
• 16bit/pixelのときはこのデータがそのままフレームバッファに書き込まれます。8bit/pixelのときは下位8bitが書き込まれます。

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　カラーバンク│カラーバンク　　　　　　　　　　　　　　　　０　０　０　０││＊１
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　１６色モード│カラーバンク上位１２ｂｉｔ　　　　　　　　│○│○│○│○││＊２
　　　　　　　└─────────────┬───────┴─┴─┴─┴─┘│
　　　　　　　┌─────────────┴───┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐│
　６４色モード│カラーバンク上位１０ｂｉｔ　　　　│○│○│○│○│○│○││
　　　　　　　└─────────────┬───┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘│
　　　　　　　┌─────────────┴─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐│
１２８色モード│カラーバンク上位　９ｂｉｔ　　│○│○│○│○│○│○│○││
　　　　　　　└─────────────┬─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘│
　　　　　　　┌─────────────┼─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐│
２５６色モード│カラーバンク上位　８ｂｉｔ│○│○│○│○│○│○│○│○││
　　　　　　　└─────────────┼─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘┘
　　　　　　　└┬────────────────────────────┘
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　　　　　　　１６ｂｉｔ／ｐｉｘｅｌのとき　↓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　８ｂｉｔ／ｐｉｘｅｌのとき

　　　　　　　┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
　ＲＧＢモード│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│　＊２
　　　　　　　└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘

　　　　　　　┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
　ルックアップ│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│○│
　　　　　　　└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘
［補］ルックアップテーブルモードでは、定義されたキャラクタパターンから参照された
　　　ルックアップテーブルのデータがフレームバッファに書込まれます

［注］＊１：カラーバンク下位４ビットは「０」に固定してます
　　　＊２：○印は、定義されたキャラクタパターンのビットデータがフレームバッファに書込まれます

• フレームバッファに書き込まれたデータは、次のフレームで表示バッファになったとき、そのままVDP2へ16bitデータとして転送されます。
• 以下に、カラーバンク、定義キャラクタパターンデータ、描画フレームバッファデータの関係を示します。

• カラールックアップテーブルのアドレスを定義します。
• カラーモードがルックアップテーブルモードのとき、テクスチャパーツのキャラクタパターンの4bitデータが、カラールックアップテーブルを参照して16bitのピクセルデータに変換してフレームバッファに書き込まれます。
• カラールックアップテーブルは16ビットの16色カラーコードを定義します。テーブル上の16bitのデータがそのままフレームバッファに書き込まれますので、テクスチャパーツのキャラクタパターンとしてはカラーバンクコード、RGBコードの区別がありません。
  VDP2に読み出された場合、16bitのMSBが0のときカラーバンクコードで、1のときRGBコードとして扱われます。
• カラールックアップテーブルアドレスは、カラールックアップテーブルのアドレス/8Hを定義します。カラールックアップテーブルは20HByteのバウンダリで定義しますので、ルックアップテーブルアドレスのLSB2bitは00に固定されます。

　　　　　　　　　　　　　　　　テーブルアドレスで指定された　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　キャラクタパターン　　　　１６色のカラールックアップテーブル　　　　　　　　　　フレームバッファ　　
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┃　　　　　　　　　　┃　＋００Ｈ┃　１６ビットデータ　┃（０Ｈのカラーコード）┃　　　　　　　　　　┃
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┃　　　　　　　　　　┃　＋０２Ｈ┃　１６ビットデータ　┃（１Ｈのカラーコード）┃　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　┃　　　　　┠──────────┨　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　┃　＋０３Ｈ┃　１６ビットデータ　┃（２Ｈのカラーコード）┃　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　┃　　　　　┠──────────┨　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　┃　　　：　┃　　　　：　　　　　┃　　　　　：　　　　　┃　　　　　　　　　　┃
┠──────────┨　　　：　┃　　　　：　　　　　┃　　　　　：　　　　　┠──────────┨
┃定義　４ビットデータ┃→　　：　┃　　　　：　　　　　┃　　　　　：　　　　→┃描画１６ビットデータ┃
┠──────────┨　　　：　┃　　　　：　　　　　┃　　　　　：　　　　　┠──────────┨
┃　　　　　　　　　　┃　　　：　┃　　　　：　　　　　┃　　　　　：　　　　　┃　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　┃　　　　　┠──────────┨　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　┃　＋１ＣＨ┃　１６ビットデータ　┃（ＥＨのカラーコード）┃　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　┃　　　　　┠──────────┨　　　　　　　　　　　┃　　　　　　　　　　┃
┃　　　　　　　　　　┃　＋１ＥＨ┃　１６ビットデータ　┃（ＦＨのカラーコード）┃　　　　　　　　　　┃
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●キャラクタパターンの４ビットで選択されたカラールックアップテーブルの１６ビットデータがそのまま　　　　
　フレームバッファにピクセルデータとして書込まれます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

• ノンテクスチャカラーはノンテクスチャパーツのカラーを定義します。
• ノンテクスチャパーツのときノンテクスチャカラーがそのままピクセルデータとしてフレームバッファに書き込まれます。
• ノンテクスチャカラーは、透明カラーコード、エンドコードとは無関係です。
• 表示モードが8bit/pixelのとき、下位8bitが有効となります。このときはカラーバンクコードのみ指定可能です。
• ノンテクスチャパーツで色演算(シャドウを除く)を行う場合は、そのノンテクスチャカラーは必ずRGBコードを設定してください。