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PROGRAMMER'S GUIDECDビルダスクリプト文法
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CDビルダスクリプト文法マニュアル

3.8 ファイルソース情報の定義


 3.8.1 サブヘッダ情報の定義




Title

コマンド仕様

Command

サブヘッダ付データの指定

Keyword

SubHeader

No

8.1.1

 書 式
SubHeader
 パラメータ
なし
 機 能
サブヘッダ付きのデータをファイルソースとして使用することを宣言します。
 備 考
サブヘッダ情報の正当性はチェックしません。また、ビルダはサブヘッダ内情報を設定しません。したがって、ファイル番号等のディレクトリ情報はサブヘッダ情報と整合性を保つように指定してください。



Title

コマンド仕様

Command

モード2フォーム指定

Keyword

DataType

No

8.1.2

 書 式
DataType form
 パラメータ
form :フォーム名(FORM1またはFORM2)
 機 能
ファイルソースデータのフォーム形式を指定します。
 備 考
MODE2トラック内でのみ有効です。



Title

コマンド仕様

Command

ファイルソースのデータ型指定

Keyword

SourceType

No

8.1.3

 書 式
SourceType srctype
 パラメータ
srctype :ファイルソースタイプ
 機 能
ファイルソースデータのタイプを指定します。
(1)ファイルソースタイプ
タイプ名説  明
DATA        
データ
AUDIO       
オーディオ(ADPCM以外のオーディオデータ)
VIDEO       
ビデオ
MONO_A      
ADPCM モノラル レベルA
MONO_B      
ADPCM モノラル レベルB
MONO_C      
ADPCM モノラル レベルC
STEREO_A    
ADPCM ステレオ レベルA
STEREO_B    
ADPCM ステレオ レベルB
STEREO_C    
ADPCM ステレオ レベルC
CDDA        
CDDAデータ
ISO11172    
ISO11172ストリーム(MPEGシステムレイヤ)
MPEG_VIDEO  
MPEG ビデオストリーム
 備 考
MODE2トラック内でのみ有効です。



Title

コマンド仕様

Command

ファイルソース最終セクタのEOR指定

Keyword

AutoEOR

No

8.1.4

 書 式
AutoEOR
 パラメータ
なし
 機 能
ファイルソースの最終バイトを格納するセクタのサブヘッダのEORビットを立てます。
 備 考



Title

コマンド仕様

Command

リアルタイムファイル指定

Keyword

RealTime

No

8.1.5

 書 式
RealTime
 パラメータ
なし
 機 能
当該ファイルソースがリアルタイムファイルであることを示し、記録するセクタのサブヘッダのRealTimeビットを立てます。
 備 考



Title

コマンド仕様

Command

コーディングインフォメーション指定

Keyword

CodingInformation

No

8.1.6

 書 式
CodingInformation codeinf
 パラメータ
codeinf :コーディングインフォメーション値
 機 能
ファイルソースを記録するサブヘッダのコーディングインフォメーション欄に指定された値を設定します。
 備 考
MpegMultiplex時、MpegStreamコマンドでデータの種類をVIDEOに指定すると0FH、AUDIOに指定すると7FHに設定されます。

 3.8.2 ファイル配置制御情報の定義




Title

コマンド仕様

Command

ファイルソース配置の先頭位置指定

Keyword

BeginTimeF

No

8.2.1

 書 式
BeginTimeF relpos
 パラメータ
relpos  :ファイルソースを配置する先頭位置(ファイル先頭からの相対時間)
 機 能
指定された位置を先頭としてファイルソースを配置します。



Title

コマンド仕様

Command

ファイルソース配置の終端位置指定

Keyword

EndTimeF

No

8.2.2

 書 式
EndTimeF relpos
 パラメータ
relpos  :ファイルを配置する終端位置(ファイル先頭からの相対時間)
 機 能
指定された位置relposを終端としてファイルを配置します。



Title

コマンド仕様

Command

ファイルソース部分入力の指定

Keyword

Offset

No

8.2.3

 書 式
Offset ofs length
 パラメータ
ofs :ファイルソースの読み込み開始位置(バイト単位)
length :ファイルソースを読み込むサイズ (バイト単位)
 機 能
ファイルソースの位置ofsからサイズlength分のデータを読み込みます。



Title

コマンド仕様

Command

チャネルインタリーブのユニットサイズ指定

Keyword

UnitSize

No

8.2.4

 書 式
UnitSize usize
 パラメータ
usize :ユニット(同一チャネルを連続配置するセクタ列)のセクタ数
 機 能
チャネルインタリーブ時、指定されたユニットサイズずつ同一チャネルのセクタを記録します。
 備 考
UnitSizeコマンド省略時のユニットサイズは1である。



Title

コマンド仕様

Command

チャネルインタリーブのギャップサイズ指定

Keyword

GapSize

No

8.2.5

 書 式
GapSize gsize
 パラメータ
gsize :ギャップ(ユニットとユニットの間のセクタ列)のセクタ数
 機 能
チャネルインタリーブ時、指定されたギャップサイズの間隔を入れてユニットを記録します。
 備 考
GapSizeコマンド省略時のギャップサイズは0である。



Title

コマンド仕様

Command

チャネルインタリーブのビットレート指定

Keyword

BitRate

No

8.2.6

 書 式
BitRate bps [seqno]
 パラメータ
bps :ビットレート(bit/秒単位)
seqno :MPEGストリームの順序番号(省略値=0)
 機 能
指定されたビットレートでチャネルデータを記録します。
 備 考

  • ビットレートは小数点付き数字です。整数値の場合は.0をつけてください。

  • seqnoは互換のために残されています。記述する必要はありません。


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