関数詳細-6

8.2.6　バッファ情報

一 覧 表

Title 関数仕様

Function CDバッファサイズの取得

Function Name［S-］ CDC_GetBufSiz

No 6.1

　書　式

Sint32　CDC_GetBufSiz(Sint32 *totalsiz, Sint32 *bufnum, Sint32 *freesiz)

　入　力

なし

　出　力

totalsiz	：全バッファサイズ(セクタ単位、200セクタ＝C8H)
bufnum	：全バッファ区画数(24区画＝18H)
freesiz	：空きバッファサイズ(セクタ単位)

　関数値

エラーコードを返します。

　機　能

CDバッファ全体のサイズとバッファ区画数(いずれも固定値)、および現在の空きサイズを取得します。
セレクタの数(または絞りの数)は、全バッファ区画数に等しくなります。

　備　考

空きサイズが０であっても、システムで使用しているセクタがあるため、バッファフルになるとは限りません。

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Title 関数仕様

Function CDバッファ区画のセクタ数の取得

Function Name［S-］ CDC_GetSctNum

No 6.2

　書　式

Sint32　CDC_GetSctNum(Sint32 bufno, Sint32 *snum)

　入　力

bufno：バッファ区画番号

　出　力

snum ：バッファ区画内のセクタ数(バッファ区画サイズ)

　関数値

エラーコードを返します。

　機　能

バッファ区画の現在のセクタ数(バッファ区画サイズ)を取得します。

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Title 関数仕様

Function 実データサイズの計算

Function Name［SR］ CDC_CalActSiz

No 6.3

　書　式

Sint32　CDC_CalActSiz(Sint32 bufno, Sint32 spos, Sint32 snum)

　入　力

bufno	：バッファ区画番号
spos	：セクタ位置(CDC_SPOS_END：区画最後のセクタを示す)
snum	：セクタ数(CDC_SNUM_END：sposから区画最後までのセクタ数を示す)

　出　力

なし

　関数値

エラーコードを返します。

　終了フラグ

ESELフラグ

　機　能

バッファ区画の指定セクタ範囲から、実データサイズ(ホストに取り出す場合のワード数)を計算します。計算結果を得るには、実データサイズの取得(CDC_GetActSiz)を実行します。
エラーの場合、実データサイズは以下の値になります。

定数名	説　明
CDC_ACTSIZ_ERR	計算を実行できなかった。

１セクタの長さは、セクタ長の設定(CDC_SetSctLen)で変更できます。

　備　考

区画出力コネクタに接続済みのコネクタは切断されます。

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Title 関数仕様

Function 実データサイズの取得

Function Name［S-］ CDC_GetActSiz

No 6.4

　書　式

Sint32　CDC_GetActSiz(Sint32 *actwnum)

　入　力

なし

　出　力

actwnum：実データサイズ(ワード数)

　関数値

エラーコードを返します。

　終了フラグ

ESELフラグ(チェックだけしている)

　機　能

実データサイズの計算結果(初期値0)を取得します。
前回の計算結果は、次に計算(CDC_CalActSiz)を実行するまで保持されます。

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Title 関数仕様

Function セクタ情報の取得

Function Name［S-］ CDC_GetSctInfo

No 6.5

　書　式

Sint32 CDC_GetSctInfo(Sint32 bufno, Sint32 spos, CdcSct *sct)

　入　力

bufno	：バッファ区画番号
spos	：セクタ位置(CDC_SPOS_END：区画最後のセクタを示す)

　出　力

sct ：セクタ情報

　関数値

エラーコードを返します。

　機　能

バッファ区画の指定セクタのヘッダ情報(FAD)、サブヘッダ情報を取得します。

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Title 関数仕様

Function フレームアドレス検索の実行

Function Name［SR］ CDC_ExeFadSearch

No 6.6

　書　式

Sint32 CDC_ExeFadSearch(Sint32 bufno, Sint32 spos, Sint32 fad)

　入　力

bufno	：バッファ区画番号
spos	：セクタ位置(CDC_SPOS_END：区画最後のセクタを示す)
fad	：フレームアドレス

　出　力

なし

　関数値

エラーコードを返します。

　終了フラグ

ESELフラグ

　機　能

バッファ区画の指定セクタ位置から、フレームアドレスをキーにしてセクタを検索します。検索結果を得るには、フレームアドレス検索結果の取得(CDC_GetFadSearch)を実行します。

　(1)検索方向

バッファ区画の後方に向かって検索します。(セクタ位置の小さい方から大きい方へ)

　(2)検索結果

検索結果として保持する内容は、バッファ区画番号、検索して得られたセクタ位置、そのセクタのフレームアドレスです。

　(3)検索条件

一致するFADが存在しない場合、指定されたFADを越えない最も近いセクタを検索します。つまり検索結果のFADは、FAD≦指定FADを満たす最大のFADとなります。
エラーの場合、検索結果のセクタ位置とFADは以下の値になります。

セクタ位置	フレームアドレス	説　明
CDC_SPOS_ERR	0	検索条件を満たすセクタが存在しない。
	CDC_FAD_ERR	検索を実行できなかった。

　備　考

区画出力コネクタに接続済みのコネクタは切断されます。

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Title 関数仕様

Function フレームアドレス検索結果の取得

Function Name［S-］ CDC_GetFadSearch

No 6.7

　書　式

Sint32　CDC_GetFadSearch(Sint32 *bufno, Sint32 *spos, Sint32 *fad)

　入　力

なし

　出　力

bufno	：バッファ区画番号
spos	：セクタ位置
fad	：フレームアドレス

　関数値

エラーコードを返します。

　終了フラグ

ESELフラグ(チェックだけしている)

　機　能

フレームアドレス検索の実行結果(初期値は全て0)を取得します。
前回の検索結果は、次に検索(CDC_ExeFadSearch)を実行するまで保持されます。