English

★ラインカラー



一覧表リファレンス

関数

slLineColTable


ラインカラーテーブルアドレスをレジスタにセット

書 式

    #include "sgl.h"

    void *addr;

    void slLineColTable( addr );

引 数

    void *addr - VRAM上のラインカラーテーブルアドレス。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    ラインカラーテーブルアドレスをレジスタにセットします。
addrには、VDP2の先頭からのオフセット又は、絶対アドレスどちらも 使用できます。(下位20ビットのみ有効です。)

用 例

    slDMACopy( src, ( void * )0x25e20000, 256 * sizeof( Uint16 ) );
                     :
    slLineColTable( ( void * )0x25e20000 );

参 照

slLine1ColSet
slLineColTable
slColorCalc
slColorCalcOn
slLineColDisp
slColorCalcMode
slColRateLNCL
VDP2_LCTA



一覧表リファレンス

関数

slLine1ColSet


ラインカラー画面の設定

書 式

    #include "sgl.h"

    void   *addr;
    Uint16 color;

    void slLine1ColSet( addr, color );

引 数

    void   *addr - VRAM上のラインカラーテーブルアドレス
    Uint16 color - カラー番号。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    ラインカラー画面を単一色にし、その色を設定します。
addrには、VDP2の先頭からのオフセット又は、絶対アドレスどちらも 使用できます。(下位20ビットのみ有効です。)

用 例

    NBG1にラインカラーを掛ける。(ラインカラーテーブルは、25E20000H)
    slColorCalc( CC_RATE| CC_2ND| NBG1ON);
    slColorCalcOn( NBG1ON);

    slLine1ColSet( ( void * )0x20000, 128 );

参 照

slLineColTable
slColorCalc
slColorCalcOn
slLineColDisp
slColorCalcMode
slColRateLNCL
VDP2_LCTA



一覧表リファレンス

関数

slLineColDisp


トップ画像になった時にラインカラーの影響を受ける画面を

書 式

    #include "sgl.h"

    Uint16 mode;

    void slLineColDisp( mode );

引 数

    Uint16 mode - トップ画像になった時にラインカラーの影響を受ける画面。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    トップ画像になった時にラインカラーの影響を受ける画面を設定します。
modeには、 NBG0ONNBG1ONNBG2ONNBG3ONRBG0ONLNCLON が入ります。
複数のスクロール面の描画設定を同時に行なう場合は、各面のモードを "|"で つないで指定してください。
スプライトを設定したい場合には LNCLONを使用してください。
(これは他のレジスタとビット位置が異なっているためです)

用 例

    NBG1にラインカラーを掛ける。
slColorCalcMode( CC_RATE| CC_2ND); slColorCalcOn( NBG1ON); slLineColTable( ( void * )0x25e20000 ); slLineColDisp( NBG1ON); slColRateLNCL( CLRate20_12);

参 照

slLine1ColSet
slLineColTable
slColorCalc
slColorCalcOn
slColorCalcMode
slColRateLNCL
slLineColTable
VDP2_LNCLEN


★カラー演算



一覧表リファレンス

関数

slColorCalc


カラー演算のためのパラメータを設定

書 式

    #include "sgl.h"

    Uint16 mode;

    void slColorCalc( mode );

引 数

    Uint16 mode - カラー演算のためのパラメータ(後述)。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    カラー演算のためのパラメータを設定します。
modeは以下のパラメータを指定します。
CC_RATE| CC_ADD : 演算方法 CC_TOP| CC_2ND : 演算指定画面 CC_EXT : 拡張カラー演算 NBG0ON| NBG1ON| NBG2ON| NBG3ON| RBG0ON| LNCLON| SPRON: 登録面 使用する機能に応じて上記の値を "|" でつないで指定してください。

用 例

    NBG1にラインカラーを掛ける。
slColorCalc( CC_RATE| CC_2ND| NBG1ON); slLineColTable( ( void * )0x25e20000 ); slLineColDisp( NBG1ON); slColRateLNCL( CLRate20_12); NBG0とNBG1での、拡張カラー演算。
slColorCalc( CC_RATE| CC_TOP| NBG0ON| NBG1ON| CC_EXT); slColRateNbg0( CLRate6_26); slColRateNbg1( CLRate12_20); slPriorityNbg0( 7 ); slPriorityNbg1( 6 ); slPriorityNbg2( 5 );

注 意


    この関数は、slColorCalcModeslColorCalcOnの両方
    を実行するのと同じです。

参 照

slLineColTable
slLine1ColSet
slLineColTable
slColorCalcOn
slColorCalcMode
slColRate
slColRateNbg0
slColRateNbg1
slColRateNbg2
slColRateNbg3
slColRateRbg0
slColRateLNCL
slColRateBACK
slColRateSpr0
slColRateSpr1
slColRateSpr2
slColRateSpr3
slColRateSpr4
slColRateSpr5
slColRateSpr6
slColRateSpr7
VDP2_CCCTL



一覧表リファレンス

関数

slColorCalcMode


カラー演算モードの設定

書 式

    #include "sgl.h"

    Uint16 mode;

    void slColorCalcMode( mode );

引 数

    Uint16 mode - カラー演算モード(後述)。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    slColorCalc関数のモード設定部分のみを行う関数です。
slColorCalcOn関数と併用します。
modeは以下のパラメータを指定します。
CC_RATE| CC_ADD : 演算方法 CC_TOP| CC_2ND : 演算指定画面 CC_EXT : 拡張カラー演算

用 例

    NBG1にラインカラーを掛ける。
slColorCalcMode( CC_RATE| CC_2ND); slColorCalcOn( NBG1ON); slLineColTable( ( void * )0x25e20000 ); slLineColDisp( NBG1ON); slColRateLNCL( CLRate20_12);

参 照

slLineColTable
slLine1ColSet
slLineColTable
slColorCalc
slColorCalcMode
slColRate
slColRateNbg0
slColRateNbg1
slColRateNbg2
slColRateNbg3
slColRateRbg0
slColRateLNCL
slColRateBACK
slColRateSpr0
slColRateSpr1
slColRateSpr2
slColRateSpr3
slColRateSpr4
slColRateSpr5
slColRateSpr6
slColRateSpr7
VDP2_CCCTL



一覧表リファレンス

関数

slColorCalcOn


カラー演算コントロールの影響を受ける画面の設定

書 式

    #include "sgl.h"

    Uint16 mode;

    void slColorCalcOn( mode );

引 数

    Uint16 mode - カラー演算コントロールの影響を受ける画面

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    カラー演算コントロールの影響を受ける画面を設定します。
modeには、 NBG0ONNBG1ONNBG2ONNBG3ONRBG0ONLNCLONSPRON が入ります。
複数のスクロール面の描画設定を同時に行なう場合は、各面のモードを "|"で つないで指定してください。

用 例

    NBG1にラインカラーを掛ける。
slColorCalcMode( CC_RATE| CC_2ND); slColorCalcOn( NBG1ON); slColRateNbg1( CLRate20_12);

参 照

slLineColTable
slLine1ColSet
slLineColTable
slColorCalc
slColorCalcOn
slColRate
slColRateNbg0
slColRateNbg1
slColRateNbg2
slColRateNbg3
slColRateRbg0
slColRateLNCL
slColRateBACK
slColRateSpr0
slColRateSpr1
slColRateSpr2
slColRateSpr3
slColRateSpr4
slColRateSpr5
slColRateSpr6
slColRateSpr7
VDP2_CCCTL



一覧表リファレンス

関数

slGradationOn


ボカシ機能の設定

書 式

    #include "sgl.h"

    Uint16 mode;

    void slGradationOn( mode );

引 数

    Uint16 mode - ボカシ機能を作用させる面(後述)。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    ボカシ機能を有効にし、作用する画面を指定します。
modeには、 grdNBG0grdNBG1grdNBG2grdNBG3grdRBG0grdSPR、OFF のいずれかのみ指定します。

用 例

    slColRAMMode( CRM16_1024);
            :
    slGradationOn( grdNBG0);
    slColorCalc( CC_RATE| CC_TOP| NBG0ON);
    slColRateNbg0( CLRate20_12 );

注 意


    ボカシ機能は、カラーRAMモードが0の場合にしか使えません。
また、ボカシ機能はカラー演算と併用しないと機能しませんので注意して ください。
ボカシ機能を取り消す時は、引数に OFF を指定するか、 slGradationOff関数を利用してください。

参 照

slLineColTable
slLine1ColSet
slLineColTable
slColorCalc
slColorCalcOn
slColorCalcMode
slColRate
slColRateNbg0
slColRateNbg1
slColRateNbg2
slColRateNbg3
slColRateRbg0
slColRateLNCL
slColRateBACK
slColRateSpr0
slColRateSpr1
slColRateSpr2
slColRateSpr3
slColRateSpr4
slColRateSpr5
slColRateSpr6
slColRateSpr7
slGradationOff
slColRAMMode
VDP2_CCCTL



一覧表リファレンス

マクロ

slGradationOff


ボカシ機能を無効にする

書 式

    #include "sgl.h"

    void slGradationOff( void );

引 数

    void - 何も与えません。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    ボカシ機能を無効にします。

用 例

    slGradationOff();

参 照

slLineColTable
slLine1ColSet
slLineColTable
slColorCalc
slColorCalcOn
slColorCalcMode
slColRate
slColRateNbg0
slColRateNbg1
slColRateNbg2
slColRateNbg3
slColRateRbg0
slColRateLNCL
slColRateBACK
slColRateSpr0
slColRateSpr1
slColRateSpr2
slColRateSpr3
slColRateSpr4
slColRateSpr5
slColRateSpr6
slColRateSpr7
slGradationOn



一覧表リファレンス

関数

slColRate



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateNbg0



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateNbg1



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateNbg2



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateNbg3



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateRbg0



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateLNCL



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateBACK



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateSpr0



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateSpr1



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateSpr2



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateSpr3



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateSpr4



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateSpr5



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateSpr6



一覧表リファレンス

マクロ

slColRateSpr7


カラー演算割合の指定

書 式

    #include "sgl.h"

    Uint16 rate;
    Uint16 mode;

    void slColRate( mode, rate );
    void slColRateNbg0( rate );
    void slColRateNbg1( rate );
    void slColRateNbg2( rate );
    void slColRateNbg3( rate );
    void slColRateRbg0( rate );
    void slColRateLNCL( rate );
    void slColRateBACK( rate );
    void slColRateSpr0( rate );
    void slColRateSpr1( rate );
    void slColRateSpr2( rate );
    void slColRateSpr3( rate );
    void slColRateSpr4( rate );
    void slColRateSpr5( rate );
    void slColRateSpr6( rate );
    void slColRateSpr7( rate );

引 数

    Uint16 mode - カラー演算割合を指定する面(後述)。
Uint16 rate - カラー演算割合。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    各画面のカラー演算割合を指定します。
modeには、 scnNBG0scnNBG1scnNBG2scnNBG3scnRBG0scnLNCLscnBACK のいずれかを指定します。
rateはCLRate31_1CLRate0_32の範囲で指定します。
rate Top Screen : Second Screen CLRate31_1 31:1 CLRate30_2 30:2 CLRate29_3 29:3 CLRate28_4 28:4 CLRate27_5 27:5 CLRate26_6 26:6 CLRate25_7 25:7 CLRate24_8 24:8 CLRate23_9 23:9 CLRate22_10 22:10 CLRate21_11 21:11 CLRate20_12 20:12 CLRate19_13 19:13 CLRate18_14 18:14 CLRate17_15 17:15 CLRate16_16 16:16 CLRate15_17 15:17 CLRate14_18 14:18 CLRate13_19 13:19 CLRate12_20 12:20 CLRate11_21 11:21 CLRate10_22 10:22 CLRate9_23 9:23 CLRate8_24 8:24 CLRate7_25 7:25 CLRate6_26 6:26 CLRate5_27 5:27 CLRate4_28 4:28 CLRate3_29 3:29 CLRate2_30 2:30 CLRate1_31 1:31 CLRate0_32 0:32

用 例

    slColRate( scnNBG0, CLRate29_3);
    slColRateNbg2( CLRate2_30);

参 照

slLineColTable
slLine1ColSet
slLineColTable
slColorCalc
slColorCalcOn
slColorCalcMode
slGradationOn
slGradationOff
VDP2_CCRNA


★バックカラー画面



一覧表リファレンス

関数

slBackColTable


バック画面のカラーテーブルのセットとモードの切替

書 式

    #include "sgl.h"

    void *addr_A;

    void slBackColTable( addr_A );

引 数

    void *addr_A - バック画面のカラーテーブルを示す絶対アドレス。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    バック画面のカラーテーブルをセットし、ラスター単位でカラーを切り替える
    モードに設定します。

用 例

    ss_main() {
      Uint16 col[ 256 ] = {
        C_RGB( 3, 6, 6 ), ...
      };
         :
      slDMACopy( col, ( void * )( 0x25e40000 ), 256 * sizeof( Uint16 ) );
         :
      slBackColTable( ( void * )( 0x25e40000 ) );
         :

注 意


    この関数に与える引数は、VDP2のVRAMのアドレスを絶対アドレスで指定します。

参 照

slBack1ColSet
VDP2_BKTA



一覧表リファレンス

関数

slBack1ColSet


バック画面の設定

書 式

    #include "sgl.h"

    void   *addr_A;
    Uint16 color;
    
    void slBack1ColSet( addr_A, color );

引 数

    void   *addr_A - バックカラーを格納するVRAMの先頭アドレス(絶対アドレス)。
Uint16 color - カラーデータをRGB各5ビットで指定。

返 数

    void - 何も返しません。

機 能

    バック画面の設定を行ないます。バック画面とは、他の画面が全く描画されて
    いない部分に表示される、最背面の描画面のことです。

用 例

    バック画面を白くする。
slBack1ColSet( ( void * )0x25e00000, 0x7fff

注 意


    VRAMはカラーRAMでなく、VDP2のVRAM領域を用います。

参 照

slBackColTable
VDP2_BKTA

戻る
Copyright SEGA ENTERPRISES, LTD., 1997