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SOUND ManualSCSP/DSPアセンブラユーザーズマニュアル
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SCSP/DSPアセンブラユーザーズマニュアル

5.dAsmsの生成する実行形式ファイルのフォーマット


実行形式プログラムは、以下に示すフォーマットのテキストファイルであり、拡張子をEXCとします。


#COEF
(係数データ)
   :
   :

#ADRS
(アドレスデータ)
   :
   :

#PROG
(プログラムデータ)
   :
   :
#END

 ●係数/アドレスデータ部分の1行のフォーマットは次のとおりです。

[内部RAM内アドレス] : [データ] : [シンボル名] : [表記モード/初期値]

※注
[表記モード/初期値] の部分は、ソースコードの係数/アドレス定数定義部の右辺と同じ書式です。

 ●プログラム部分の1行のフォーマット

[ProgramRAM内アドレス] : [データ]

※注
[データ] 部分は、64bitのデータが16bit毎に4つのブロックに分けられ、各ブロックは16進数4文字で表されます。また、各ブロックの間には空白1文字が挿入されます。後に示す実行形式ファイルの例を参照してください。

 ●以下に実行形式ファイルの例を示します。

#COEF
00:0000:ZERO         (予約係数シンボル「ZERO」による係数データ)
01:007B:CoefB:123
02:0800:CoefC:%50
03:0400:CoefD:0.25
04:1F85:CoefE:-123   (負の値)
05:1800:CoefF:%-50   (負の値)
06:1C00:CoefG:-0.25  (負の値)

#ADRS
00:8000:AdrsA
01:007B:AdrsB:123
02:33AE:AdrsC:ms300.0

#PROG
00:xxxx xxxx xxxx xxxx
01:xxxx xxxx xxxx xxxx
       (途中略)
7F:xxxx xxxx xxxx xxxx
#END

※注
PROG部分のフォーマットにおいて、「x」は16進数1桁(4ビット)を表します。


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