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Graphic Tools GuideMap Editorユーザーズマニュアル
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Map Editorユーザーズマニュアル

4.メニュー


■メニュー


■ファイル」メニュー

  ファイルの入出力等のファイル管理を行います。また、終了等の処理もこのメニューで実行します。

◆新規
 新しいファイルを作成します。
【ダイアログボックス】
  • カラーモード
      新しいファイルのカラーモードを選択します。
  • サイズ
      新しいファイルの横サイズ・縦サイズを入力します。単位はページです。
    ページ : 512×512ピクセル(32×32キャラクタ)の領域を1ページとします。

◆開く
 既に保存されているファイルを開きます。ファイルを既に開いている場合は自動的に閉じられます。(「Map Editor」で編集可能なマップは1ファイルのみです。)

◆保存
 現在作業中のファイルを保存します。

◆別名で保存
 現在作業中のファイルに名前をつけて、別ファイルとして保存します。
SGLファイルに保存する場合は、オプションで各種フラグを設定する必要があります。

◆インポート
  キャラクタデータの素材となる2D画像データを開き、イメージウィンドウを表示します。
【ダイアログ】(カラーモードが256色の場合表示される)
  • スクロールバー
     イメージウィンドウに割り当てるパレットを指定します。
  • 上書き
     チェックされた場合、イメージが保持するカラーテーブルを指定パレットに配置します。

◆1〜4
  最近開いたり、保存したファイルから順番に4ファイルが表示されます。

◆終了
  「Map Editor」を終了します。

■「編集」メニュー

 切り取り・貼り付け等の画像の編集を行います。また、「Map Editor」を利用する上での作業環境の設定もここで行います。

◆元に戻す
  直前の操作を取り消します。取り消しできない機能もあるので注意が必要です。

◆切り取り
  選択範囲のデータを切り取ります。切り取られたデータはクリップボードに保管されます。
キャラクタウィンドウ及びマップウィンドウから切り取られたデータは、「タイル」ツールの配列情報にすることも可能です。

◆コピー
  選択範囲のデータを複写します。複写されたデータはクリップボードに保管されます。
キャラクタウィンドウ及びマップウィンドウから複写されたデータは、「タイル」ツールの配列情報にすることも可能です。

◆貼り付け
  クリップボードに保管されたデータを、現在作業中のデータの上に貼り付けます。貼り付けられた直後のデータは、移動可能な状態(フローティング状態)になっています。
「貼り付け」機能は、関連が予約されているウィンドウ間においても有効です。

例:「イメージウィンドウ」→「キャラクタウィンドウ」
イメージデータの画素情報ををャラクタデータとして貼り付けます。

「キャラクタウィンドウ」→「マップウィンドウ」
キャラクタデータの配列情報をマップ情報として貼り付けます。

◆削除
  選択範囲のデータを消去します。

◆全てを選択
  作業中のウィンドウ全体を選択します。

◆選択解除
  作業中のウィンドウの選択を解除します。フローティング状態のデータは、現在の位置に決定されます。

◆ツール
  各サブメニューは、ツールボックスのボタンに対応しています。

◆プロパティ
  各種の環境設定を行います。
【グリッド色】
  • マップウィンドウ
     マップウィンドウのグリッドの色を指定します。
  • キャラクタウィンドウ
     キャラクタウィンドウのグリッドの色を指定します。
  • イメージウィンドウ
     イメージウィンドウのグリッドの色を指定します。

■「表示」メニュー

 作業中のウィンドウの表示倍率の変更や、ツールボックスの表示/非表示を行います。また、「SS Monitor/SS Viewer」に対応した、ターゲット表示処理もここで行います。

◆倍率
  現在作業中のウィンドウを指定倍率で拡大表示します。

◆グリッド
  現在作業中のウィンドウにキャラクタ単位グリッドを表示/非表示します。
キャラクタウィンドウでは、バンク(1Mbit)単位の格子も表示します。
マップウィンドウでは、ページ単位の格子も表示します。

◆ツールボックス
  ツールボックスを表示/非表示します。

◆ターゲット表示
  現在作業中のファイルをターゲットに表示します。この機能を利用するためには、事前に「SS Monitor」が起動し、「SS Viewer」が実行されている必要があります。
【ダイアログボックス】

●「スクロールタイプ」
 表示するスクロールのタイプを選択します。
  • ノーマルスクロール
     ノーマルスクロールで表示します。マップの上下及び左右は連結されて表示します。
  • 回転スクロール(1×1)
     最初の1×1プレーン単位のマップが床を構成し、次に続く1×1プレーン単位が空を構成した回転スクロール画面を表示します。床面は、3軸で回転可能です。
  • 回転スクロール(4×4)
     最初の4×4プレーン単位のマップが床を構成し、次に続く1×1プレーン単位が空を構成した回転スクロール画面を表示します。床面は、3軸で回転可能です。
  • 詳細
     SGLオプションの設定ができます。(以下:「◆SGLオプション」参照)

◆SGLオプション
 SGL形式でファイルを保存したり、ターゲットに表示したりする場合は、目的に応じてVDP2のフラグ設定をする必要があります。各フラグの詳細は、「セガサターンハードウェアマニュアル」を参照してください。
【ダイアログボックス】
  • プレーンサイズ
     プレーンサイズ(ページ単位)を指定します。マップサイズ(ページ単位)がプレーンの単位で割り切れなかった場合、そのプレーンサイズを選択する事はできません。
  • キャラクタコントロールデータ
     パターンネームデータのデータサイズを指定します。
  • キャラクタ番号補助モード
     キャラクタコントロールデータが1ワードの場合、キャラクタ番号に割り振るビット数を指定します。

●「画面オーバー処理」
 床面を構成する回転スクロールの表示エリア(4×4プレーン単位)外の表示処理方法を選択します。
  • 透明
     エリア外は、全て透明表示します。
  • 繰り返し
     エリア外は、表示エリア内のマップを繰り返して表示します。
  • 512×512ドット内
     512ドット×512ドットのエリア外は、全て透明表示します。
  • 指定キャラクタ
     インデックスで指定されたキャラクタを繰り返して表示します。

■「キャラクタ」メニュー

 キャラクタウィンドウがアクティブな場合使用する事ができます。選択範囲あるいはウィンドウ全体のキャラクタデータに対して編集を行います。

◆反転
  指定範囲のキャラクタを、選択範囲の中心で線対称に反転させます。
  • 横方向
      横方向に反転します。
  • 縦方向
      縦方向に反転します。

◆回転
  指定範囲のキャラクタを、選択範囲の中心で回転させます。回転処理後、選択範囲のキャラクタはフローティング状態になります。
  • 時計回り90度
      時計回りに90度回転します。
  • 反時計回り90度
      反時計回りに90度回転します。

◆表示パレット
  キャラクタウィンドウの表示用に使用するカラーテーブルをカラーパレットから選択します。
なお、ここで設定されるパレットは、出力ファイルのキャラクタ・パレットの情報に影響は与えません。直感的な視覚効果に基づいて、編集効率を向上させる事を目的としています。

◆パレット
 表示用に使用するパレット番号を指定します。
【ダイアログボックス】

◆キャラクタソート
  選択範囲内に存在する同じキャラクタデータをマージし、上から順番に並び替えます。マップデータは、ソート結果を反映するように変更されます。主に、不要なキャラクタデータを削除して、制限範囲内にデータ量を収める事を目的として使用します。

◆オフセット
  選択範囲内のキャラクタを指定量分移動します。マップデータは、移動結果を反映するように変更されます。
【ダイアログボックス】

■「マップ」メニュー

 マップウィンドウがアクティブな場合使用する事ができます。選択範囲あるいはウィンドウ全体のマップデータに対して編集を行います。また、カラーパレットの設定や変更等の操作もここで行います。

◆横反転
  指定範囲のマップデータにH反転フラグを設定します。

◆縦反転
  指定範囲のマップデータにV反転フラグを設定します。

◆パレット
  指定範囲のマップデータのパレット番号を設定します。
【ダイアログボックス】

◆マップサイズ
  マップウィンドウの編集領域を変更します。
【ダイアログボックス】

◆パレット編集
  カラーパレットの変更や編集を行います。
【ダイアログボックス】

●「カラーバランス」
  現在表示されているパレットのカラーバランスを変更します。

●「色相・彩度・明度」
  現在表示されているパレットの色味を変更します。

●「編集」
  現在表示されているパレットを移動したり、複写したりします。

■「ウィンドウ」メニュー

 現在、画面に表示されているウィンドウの種類や名前を表示します。また各ウィンドウの整列の方法を決定します。

◆重ねて表示
  ウィンドウを左上から重ねて表示します。

◆上下に並べて表示
  全てのウィンドウを上下に並べて表示します。

◆左右に並べて表示
  全てのウィンドウを左右に並べて表示します。

◆アイコンの整列
  全ての最小化(アイコン化)されたウィンドウを整列させます。

■「ヘルプ」メニュー

 「Map Editor」の使い方を説明するヘルプファイルを表示します。また、「Map Editor」の情報を表示します。

◆目次
  ヘルプファイルの目次を表示します。

◆バージョン情報
  「Map Editor」のバージョン等の情報を表示します。

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