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HARDWARE ManualVDP2ユーザーズマニュアル第12章 カラー演算
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VDP2ユーザーズマニュアル/第12章 カラー演算

 ●ボカシ演算機能

 ボカシ演算機能は、指定した1画面の水平方向のカラーデータを一定の割合で加算する機能で、遠くの背景をぼかすような効果を出すことができます。この機能が使用できるのは、TV画面モードがノーマルモードで、かつカラーRAMモードがモード0のときにのみ使用できます。

 ボカシ演算は、指定画面のカラーデータをRGBそれぞれ1/4倍した値に対して、次のような割合で加算します。


(表示座標の2ドット左 :(表示座標の1ドット左 :(表示座標の=1:1:2
 のカラーデータ)     のカラーデータ)     カラーデータ)

 そして、指定画面がトップ画像またはセカンド画像になる領域に対して、その加算結果を強制的にセカンド画像にします。このセカンド画像とトップ画像をカラー演算することで、ボカシ演算した絵を表示をさせることができます。ボカシ演算指定画面がトップ画像またはセカンド画像にならない領域のセカン

ド画像は、通常どおりプライオリティで決定された画面になります。
 ボカシ演算を行う画面は、透明ドットのないものにしてください。透明ドットがある画面に対してボカシ演算を行うと、その境界で正しい演算が行われません。
 ボカシ演算機能を使用すると、ラインカラー画面を挿入することができなくなります。また、拡張カラー演算機能も使用できなくなります。
 ボカシ演算機能を図12.4に示します。

図12.4 ボカシ演算機能


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HARDWARE ManualVDP2ユーザーズマニュアル第12章 カラー演算
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