STN-34

アナログ・ミッションスティック

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内　容

ミッションステック・マニュアル

Ver1.00

■アナログミッションスティックの概要

　●３軸モード

　ミッションスティックは、ベースユニットと脱着可能なスティックユニットとから成っています。
ベースユニットには、スティックの接続端子(stick#1,#2)２本とＡ,Ｂ,Ｃ,Ｘ,Ｙ,Ｘ,Ｌ,Ｒボタン及びスタートボタンが装備されており、 セガサターン本体へ接続します。スティックユニットは、３軸（AX,AY,AZ）スティック及びトリガＡ,Ｂ,Ｃが装備されておりベースユニット のstick#1端子に接続します。
また、AX,AYについては、デジタルビット（Right，Left,Down,Up）が出力されます。

　●注意

スティックが１本しかない時は、必ずstick#1端子に接続してください。

　●６軸モード

　オプション(別売)のスティックをstick#2端子に接続することで６軸モードになります。
stick#1端子に接続さたスティックにのみデジタルビット(Right,Left,Down,Up)が出力されます。
また、stick#1端子に接続されたスティックのトリガＡ,Ｂ,Ｃは、ATRG,BTRG,CTRGに出力され、 stick#2端子に接続されたスティックのトリガＡ,Ｂ,Ｃは、XTRG,YTRG,ZTRGに出力されます。

■ミッションスッティック データフォーマット

　●３軸モードのペリフェラルＩＤ

サターンペリフェラルタイプ：　１Ｈ　（アナログデバイス）

データサイズ：　　　　　　　　５Ｈ　（５バイト）

３軸モードのデータフォーマット

	bit７	bit６	bit５	bit４	bit３	bit２	bit１	bit０
ペリフェラルID	０	０	０	１	０	１	０	１
１ｓｔデータ	Right	Left	Down	Up	Start	ATRG	CTRG	BTRG
２ｎｄデータ	RTRG	XTRG	YTRG	ZTRG	LTRG	１	１	１
３ｒｄデータ	AX7	AX6	AX5	AX4	AX3	AX2	AX1	AX0
４ｔｈデータ	AY7	AY6	AY5	AY4	AY3	AY2	AY1	AY0
５ｔｈデータ	AZ7	AZ6	AZ5	AZ4	AZ3	AZ2	AZ1	AZ0

• Start,ATRG,CTRG,BTRG,RTRG,XTRG,YTRG,ZTRG,LTRGは、ボタンを押した時０となります。
• AX7〜AX0,AY7〜AY0,AZ7〜AZ0は、符号を持たないA/Dコンバータ出力の絶対値を出力。
• AX7〜AX0,AY7〜AY0は、左上が(０,０)、右下が(２５５,２５５)となります。
• AZ7〜AZ0は、下が０、上が２５５となります。

　　

２ｎｄデータの下位３ビット［Bit2-0］=111B は将来の拡張ビットとして確保してありますのでこの値(111B)を期待したプログラミングは禁止します。

　●デジタルビットについて

　セガサターンのメインメニュー画面を操作するために、以下の様にＡＸ，ＡＹのしきい値によりデジタルビット(Right,Left,Up,Down)が変化します。

＜図１・デジタル値としきい値＞

• Rightは、AXが170以上になると、"0"(ON)、149以下にになると"1"(OFF)になる。
• Leftは、AXが86以下になると"0"(ON)、107以上になると"1"(OFF)になる。
• Dounは、AYが170以上になると、"0"(ON)、149以下にになると"1"(OFF)になる。
• Upは、AYが86以下になると"0"(ON)、107以上になると"1"(OFF)になる。

　●６軸モードのペリフェラルＩＤ

サターンペリフェラルタイプ：　１Ｈ　（アナログデバイス）

データサイズ：　　　　　　　　９Ｈ　（９バイト）

　●６軸モードのデータフォーマット

	bit７	bit６	bit５	bit４	bit３	bit２	bit１	bit０
ペリフェラルID	０	０	０	１	１	０	０	１
１ｓｔデータ	Right	Left	Down	Up	Start	ATRG	CTRG	BTRG
２ｎｄデータ	RTRG	XTRG	YTRG	ZTRG	LTRG	１	１	１
３ｒｄデータ	AX7	AX6	AX5	AX4	AX3	AX2	AX1	AX0
４ｔｈデータ	AY7	AY6	AY5	AY4	AY3	AY2	AY1	AY0
５ｔｈデータ	AZ7	AZ6	AZ5	AZ4	AZ3	AZ2	AZ1	AZ0
６ｎｄデータ	※	※	※	※	１	１	１	１
７ｒｄデータ	BX7	BX6	BX5	BX4	BX3	BX2	BX1	BX0
８ｔｈデータ	BY7	BY6	BY5	BY4	BY3	BY2	BY1	BY0
９ｔｈデータ	BZ7	BZ6	BZ5	BZ4	BZ3	BZ2	BZ1	BZ0

• ６軸モードは、３軸モードにオプションスティックを接続する事により使用可能。

• 7th〜9th Dataがオプションスティックのアナログデータとなります。

• ※印はデータが不定のため、オプションスティックのデジタルビットは使用禁止。
  注意：デジタルビットは、メインスティックのみで、しきい値は３軸モード参照。

• Start,ATRG,CTRG,BTRG,RTRG,XTRG,YTRG,ZTRG,LTRGは、ボタンを押した時０となります。

• メインスティックのトリガＡ,Ｂ,Ｃは、それぞれ ATRG,BTRG,CTRGに出力されます。

• オプションスティックのトリガＡ,Ｂ,Ｃは、それぞれ XTRG,YTRG,ZTRGに出力されます

• AX7〜AX0,AY7〜AY0,AZ7〜AZ0,BX7〜BX0,BY7〜BY0,BZ7〜BZ0は、符号を持たないA/Dコンバータ出力の絶対値です。

• AX7〜AX0,AY7〜AY0,BX7〜BX0,BY7〜BY0,は、左上が(0,0)、右下が(255,255)となります

• AZ7〜AZ0,BZ7〜BZ0,は、下が０、上が２５５となります。