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STN-36

ハードウェアチップの初期化について


発行番号:
STN-36
発 行 日:
95/06/28
メディア:
●共 通○CD-ROM○カートリッジ○その他
関  連:
○プログラム●ハード○マニュアル○ツール○ゲーム○バグ○その他
情報区別:
●新 規○変 更○追 加
重 要 度:
●厳 守○推 奨○参 考○その他
添付資料:
●無○有
件名補足:

内 容

■重要・厳守

 マニュアルで動作が不定と説明している項目や禁止事項を必ず守ってください。
これらの不定動作や現象はセガサターン互換機やハードウェアバージョンの違いによって異なります。 よって、各ハードウェアチップの初期化は必ずアプリケーション側で実行してください。

■要注意

 VDP1,VDP2,SCSPは、BOOT-ROM(ロゴ表示,マルチプレイヤ画面等)で設定された値が、ハードウェアチップにセットされた状態で残っていますので、 アプリケーションでは、これらの値をデフォルト値として使用せず必ず初期化をしてください。

■注意例

 ●例1:ポリゴン描画コマンドにおけるECD,PSDビットについての注意
 ポリゴン描画コマンドを指定する場合、描画モードワード(CMDPMOD)のECD,SPD ビット(bit7, 6)のどちらのビットも固定値「1」を指定します。「0」を指定 した場合、動作は不定です。

 参 照:
『HARDWARE MANUAL/VDP1ユーザーズマニュアル』
7.7 ポリゴン描画コマンド

 ●例2:各描画コマンドの描画モードワード中のClipビットについての注意
 ユーザクリッピングを使用するために、描画モードワード(CMDPMOD)Clipビット (bit10)に1を設定した場合、必ずユーザクリッピング座標設定コマンドを発行し てください。座標設定しない場合、値は不定となります。

 参 照:
『HARDWARE MANUAL/VDP1ユーザーズマニュアル』
7.2 ユーザークリッピング

以上
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