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CDビルダスクリプト文法マニュアル

3.2 ディスク・セッション構造の定義


 ディスク・セッション構造定義の概要を図3.1に示します。
↑     Disc  出力ファイル名
|          Session  { CDROM|SEMIXA }                  ↑
|              LeadIn MODE1                   ←リードイン   |
|                                                      |
|              EndLeadIn                               |
|                                                      |
|               SystemArea  システム領域用ファイル名      |
|                                                      |
|              Track  { MODE1 }               ←トラック1   |
|                :                                    |
デ              EndTrack                                セ
ィ              Track  { MODE1 | MODE2|CDDA }  ←トラック2   ッ
ス                :                                    シ
ク              EndTrack                                ョ
|                                                      ン
|              LeadOut { MODE1 | MODE2|CDDA } ←リードアウト  |         
|                  Empty 300                           |       
|              EndLeadOut                              ↓           
|          EndSession                                                     
↓      EndDisc                                                              
図3.1 ディスク・セッション定義



Title

コマンド仕様

Command

ディスク定義の開始

Keyword

Disc

No

2.1

 書 式
Disc dskfile
 パラメータ
dskfile :ディスクイメージファイル(拡張子は「DSK」とする)
 機 能
ディスク定義を開始します。
 備 考
なし



Title

コマンド仕様

Command

ディスク定義の終了

Keyword

EndDisc

No

2.2

 書 式
EndDisc
 パラメータ
なし
 機 能
ディスク定義を終了します。
 備 考
なし



Title

コマンド仕様

Command

カタログ番号の指定

Keyword

CatalogNo

No

2.3

 書 式
CatalogNo digits
 パラメータ
digits :13桁以内の数字列。
 機 能
カタログ番号を定義します。
 備 考
本コマンドは互換のために残されています。記述する必要はありません。
カタログ番号はディスクイメージに反映されません。



Title

コマンド仕様

Command

セッション定義の開始

Keyword

Session

No

2.4

 書 式
Session disctype [filename]
 パラメータ
disctype:ディスクタイプ(CDROMまたはSEMIXA)
filename:ディスクイメージを出力するファイル名。省略可能。
 機 能
セッションの定義を開始します。
 備 考
パラメータfilenameは互換のために残されています。記述する必要はありません。



Title

コマンド仕様

Command

セッション定義の終了

Keyword

EndSession

No

2.5

 書 式
EndSession
 パラメータ
なし
 機 能
セッション定義を終了します。
 備 考



Title

コマンド仕様

Command

リードイン領域定義の開始

Keyword

LeadIn

No

2.6

 書 式
LeadIn trktype
 パラメータ
trktype:トラックタイプ(MODE1のみ指定可能)
 機 能
リードイン領域の定義を開始します。
 備 考
現在、第1トラックはMODE1のみが定義可能です。



Title

コマンド仕様

Command

リードイン領域定義の終了

Keyword

EndLeadIn

No

2.7

 書 式
EndLeadIn
 パラメータ
なし
 機 能
リードイン領域定義を終了します。



Title

コマンド仕様

Command

システム領域の定義

Keyword

SystemArea

No

2.8

 書 式
SystemArea filename
 パラメータ
filename:システム領域用データファイル。
 機 能
指定されたファイルをISO9660で規定されるシステム領域(00:02:00〜00:02:15)に書き込みます。
 備 考
指定されたファイルが16セクタ(32768バイト)に満たない部分はヌルデータが出力されます。16セクタを超える場合はエラーとなります。



Title

コマンド仕様

Command

リードアウト領域定義の開始

Keyword

LeadOut

No

2.9

 書 式
LeadOut trktype
 パラメータ
trktype :トラックタイプ(MODE1、MODE2またはCDDA)
 機 能
リードアウト領域の定義を開始します。
 備 考
リードアウト領域のトラックタイプはセッションの最終トラックと同一のものを指定します。



Title

コマンド仕様

Command

リードアウト領域定義の終了

Keyword

EndLeadOut

No

2.10

 書 式
EndLeadOut
 パラメータ
なし
 機 能
リードアウト領域定義を終了します。



Title

コマンド仕様

Command

リードアウト用ヌルデータの定義

Keyword

Empty

No

2.11

 書 式
Empty nsect
 パラメータ
nsect:リードアウト領域のヌルデータの出力セクタ数。
 機 能
指定されたセクタ数だけヌルデータを出力します。
 備 考
本コマンドはVCDエミュレータの制限のために残されています。エミュレータの確実な動作のために300セクタ以上出力することが推奨されています。

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