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PROGRAMMER'S GUIDECDビルダスクリプト文法
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CDビルダスクリプト文法マニュアル

3.3 トラック構造の定義





Title

コマンド仕様

Command

トラック定義の開始

Keyword

Track

No

3.1

 書 式
Track trktype
 パラメータ
trktype:トラックタイプ(MODE1、MODE2またはCDDA)
 機 能
トラック定義を開始します。



Title

コマンド仕様

Command

トラック定義の終了

Keyword

EndTrack

No

3.2

 書 式
EndTrack
 パラメータ
なし
 機 能
トラック定義を終了します。



Title

コマンド仕様

Command

プリギャップの定義

Keyword

PreGap

No

3.3

 書 式
PreGap nsect
 パラメータ
nsect:MODE2トラックの先頭に記録するギャップ領域の出力セクタ数。
 機 能
指定されたセクタ数だけギャップデータを出力します。
 備 考
通常は150セクタ(2秒)を指定します。



Title

コマンド仕様

Command

ポストギャップの定義

Keyword

PostGap

No

3.4

 書 式
PostGap nsect
 パラメータ
nsect:MODE1、MODE2トラックの終端に記録するギャップ領域の出力セクタ数。
 機 能
指定されたセクタ数だけギャップデータを出力します。
 備 考
通常は75セクタ(1秒)を指定します。



Title

コマンド仕様

Command

ポーズの定義

Keyword

Pause

No

3.5

 書 式
Pause nsect
 パラメータ
nsect:CDDAトラックの先頭に記録するポーズ領域の出力セクタ数。
 機 能
指定されたセクタ数だけポーズデータを出力します。
 備 考
通常は150セクタ(2秒)を指定します。
 −例−
PreGap、PostGap、Pauseの指定例(ディスクタイプSEMIXAの時)

     Track  MODE1      ; トラック番号 TNO=01
      :
      PostGap 75      ; 1秒以上
     EndTrack
          Track  MODE2      ; トラック番号 TNO=02
      PreGap  150     ; 2秒以上
      :
      PostGap 75      ; 1秒以上
     EndTrack
          Track  CDDA       ; トラック番号 TNO=03
      Pause   150     ; 2秒以上
      :
     EndTrack

 YELLOW BOOKではプレギャップは二つの部分に分けられ、「第1パート(1秒以上)」までは直前のトラックの定義にしたがってMODE1としてエンコードされ、「第2パート(2秒以上)」からMODE2となると規定されています。
 本スクリプトでは、PostGapコマンドが「プレギャップの第1パート」、PreGapコマンドが「プレギャップの第2パート」と解釈されます。


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