SGL TUTORIAL

はじめに

　このマニュアルの目的

　本書は、セガ・グラフィック・ライブラリ（ＳＧＬ）を使ってセガサターン用ソフトウエアを開発するデベロッパーのためのマニュアルとして作成されました。
ＳＧＬは３Ｄグラフィック機能を強化した関数ライブラリです。本書もそれに合わせ、３Ｄグラフィックの入門書としても役に立つように構成されていますので、 ３Ｄグラフィックを使ったソフトウエアの開発経験が無い方にも十分理解できる内容になっています。

　このマニュアルの構成

　このマニュアルは、チュートリアル形式でＳＧＬを用いたセガサターン用ソフトウエア開発に必要な知識が学習できます。
内容は、開発者の業務別に以下のように分かれています。

『開発環境』

　システム管理者のためのマニュアルです。各業務担当者別に、開発機器構成やソフトウエア開発システム構成に必要な知識が書かれています。

『Programmer's Tutorial 』

　３Ｄソフトウエア・プログラミングの基礎知識、ＳＧＬ関数の用法をサンプルプログラムを織り込んで解説します。この章は、ＳＧＬソフトウエアのパッケージと密接に関連しています。

注）本書でＳＧＬの基礎を学習したプログラマの方は、別冊“ＳＧＬ　リファレンス”をご覧ください。

『SOFTIMAGE SATURN MODULE TUTORIAL』

『Sound Tutorial 』

　セガサターン用サウンド開発において、サウンドデザイナーが必要とする知識が学習できます。

『データの受け渡し』

　デザイナーとプログラマ間でのデータの受け渡しに必要な情報が書かれています。