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SGL User's ManualPROGRAMMER'S TUTORIAL
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8-4. スクロール画面

 セガサターンでは、1画面中に最大5面のスクロール画面を同時に出すことが可能です。スクロールは、ノーマルスクロール画面と回転スクロール画面に分けられ、ノーマルスクロール画面は更に4種類に分けられます。SGLでは、この計5種類のスクロール画面 を同時にモニターに出力することが可能になっています。 下表は、スクロール画面の種類とそれぞれの主だった機能をまとめたものです(スクロール機能に関する詳細および設定法は、“ 8-6 項: スクロール機能設定”で述べます)。

表8-3 スクロール画面
スクロール画面名 名称 機 能  備 考  
移動拡縮回転表示可能
色数
ノーマルスクロール
ノーマルスクロール0
NBG0  1677万色倍率設定は、1/4〜256倍
ノーマルスクロール1NBG1  32768色
ノーマルスクロール2NBG2   256色 
ノーマルスクロール3NBG3   256色
回転スクロール画面
回転スクロール0RBG0 1677万色倍率設定は任意倍率

注)
 スクロール機能の詳細はスクロール機能の項目を参照してください。

 ノーマルスクロール画面“NBG0 〜 3”は、それぞれ設定できる最大色数や拡大縮小の機能が異なります(詳細は“ 8-6 項: スクロール機能”参照)。

 スクロール画面は、デフォルト状態で256色設定になっています。

 スクロール面数の制限について

 スクロール画面は最大5面まで同時に出力可能ですが、必ずしも5面出すことができるとは限りません。これは、スクロールデータを格納するVRAMへの1処理期間中の最大アクセス回数が決まっているため、 スクロールの描画に幾つかの制限が加えられるからです。
詳細は、“HARDWARE MANUAL vol.2:VDP2 ユーザーズマニュアル”を参照してください。


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