レジスタ名 | R/W | 説 明 | アクセス関数 |
---|---|---|---|
HIRQREQ | R/W | 割り込み要因レジスタ | CDC_GetHirqReq,CDC_ClrHirqReq |
HIRQMSK | R/W | 割り込みマスクレジスタ | CDC_GetHirqMsk,CDC_SetHirqMsk |
MPEGRGB | R | MPEGレジスタ(RGBデータ) | CDC_GetMpegPtr |
レジスタ名 | R/W | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HIRQREQ | R/W | MPST | MPCM | MPED | |||||
7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | ||
ビット | 名称 | 説 明 | 初期値 |
---|---|---|---|
bit11 | MPED | 1:MPEG関連処理の終了 | 1 |
bit12 | MPCM | 1:MPEG動作不定区間の終了 | 0 |
bit13 | MPST | 1:MPEG割り込みステータスの通知(MPEG関連の割り込み発生) | 0 |
レジスタ名 | R/W | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HIRQMSK | R/W | MPST | MPCM | MPED | |||||
7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | ||
ビットの意味は割り込み要因レジスタと同じです。
(1:割り込み許可、0:マスク)
レジスタ名 | R/W | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MPEGRGB | R | TRP | B7 | B6 | B5 | B4 | B3 | G7 | G6 |
7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 | ||
G5 | G4 | G3 | R7 | R6 | R5 | R4 | R3 |
名 称 | 説 明 |
---|---|
R3〜R7 | :R(赤)データの上位5ビット |
G3〜G7 | :G(緑)データの上位5ビット |
B3〜B7 | :B(青)データの上位5ビット |
TRP | :透明ビット(画面特殊効果の透明ビットモードの設定で処理する) |
ビットの初期値は不定です。
フラグ | コ マ ン ド |
---|---|
MPED | ・MPEGデコーダの初期化 (CDC_MpInit)※ |
コ マ ン ド | 動作周期 | |
---|---|---|
デコード系(MPEGデコーダ、MPEGストリーム) | 2VSYNC | |
表示系(MPEG表示画面) | ノンインタレース | 1VSYNC |
インタレース | 2VSYNC |
VBLANK-OUTでは、動作不定区間が終了していることが保証される。
VBLANK-OUTのタイミングからMPEG関連の処理を行うことを推奨する。
MPCMフラグは、MPEGデコーダのステータスが確定したことを示すフラグです。
MPCM=1になってからVBLANK-INまでの間に発行したコマンドは、次区間で反映される。
ホスト側でMPCMフラグを0クリアし、再度1となるのを待つ。
図3.1 動作不定区間の判定
・直前のMPEGステータス情報の取得 | (CDC_MpGetLastStat) |
・MPEGデコーダの初期化 | (CDC_MpInit) |
・イメージデータウィンドウ位置の設定 | (CDC_MpSetImgPos) |
・イメージデータウィンドウサイズの設定 | (CDC_MpSetImgSiz) |
・イメージデータウィンドウからの読み込み | (CDC_MpReadImg) |
・イメージデータウィンドウへの書き出し | (CDC_MpWriteImg) |
・MPEGセクタバッファからのセクタ読み込み | (CDC_MpReadSct) |
・MPEGセクタバッファへのセクタ書き出し | (CDC_MpWriteSct) |
図3.2 動画再生モードのデータフロー
図3.3 静止画再生モードのデータフロー
図3.4MPEGセクタバッファモードのデータフロー
CDC_CdInit関数によりCDブロックのソフトリセットを実行する。
CDC_GetHwInfo関数を実行し、MPEGカートリッジが装着されているか調べる。
装着されていれば、SYS_CHKMPEG関数マクロを実行する。
(失敗しても最大2回まで実行)
成功すれば、CDC_MpInit関数でスイッチONを指定して実行し、MPEGシステムを起動する。
正常終了すれば、全てのMPEG通信関数が使用可能となる。